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こんにちは。ポケットコンシェルジュ編集部です。
前回に引き続き、今回のブログでもワインに関して書かせて頂きます。

今回の内容は、ワインの名産地のそれぞれの持つ特徴、近年のワインの楽しみ方の一つをお伝えします。
どうぞ、今回も最後までお付き合い下さい。

前回の振り返り

まずは簡単に前回のブログの内容を簡単に振り返りたいと思います。

・ワインはメソポタミアで産まれた
・ワインは醸造酒である(ビールや日本酒と同じ製法)
・ワインに使われる葡萄は基本的には生食用の葡萄ではない(生食用の葡萄で作られたワインもある)
・ワインの種類は赤、白、シャンパンの3種類ではない

前回は上記のような内容をご説明させて頂きました。

これからワインの大産地の特徴をお伝えします。
細かく書きたいのですが、掘り下げると膨大な量となってしまいますので簡単に記します。

名産地の特徴とワインの特徴

フランス

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【特徴】
ワインと聞くと最もイメージしやすいのはフランスではないでしょうか。
ブルゴーニュ、ボルドーという有名なワイン所を擁するワインの大産地です。
ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュ地方の特徴をご説明致します。

ボルドー

【場所】
フランス南西部、スペインと隣接しているアキテーヌ地域圏・ジロンド県一帯のエリアです。
ジロンド県の県庁所在地がボルドー市となっておりますが、ジロンド県で生産されたワインは「ボルドーワイン」と名乗っています。

【名所】
ボルドー市内は3点、世界文化遺産に指定された建造物を持つ都市です。
「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」という世界遺産に指定された巡礼路の途中とあり、大きな聖堂をいくつも建っております。

【ワイン】
ボルドーのワインは”ワインの女王“と呼ばれています。ボルドーと言えば赤ワイン。
キメの細かさ、しっとりとした味が女性的と評されます。複数の葡萄を組み合わせてワインを生産します。
銘柄に”シャトー”という者がよく付きますが、これは葡萄を栽培、醸造する葡萄園という意味です。
大規模農園が多く、ワインの名前も所有者によって決められます。

ブルゴーニュ

【場所】
フランス中部、ブルゴーニュ地域圏、コート=ドール県で生産されたものです。
ブルゴーニュの州都のディジョンからリヨンにかけて”コート・ドール(黄金の丘陵)“が葡萄の大産地となっています。
余談ですが、ディジョンをホームとするディジョンFCOには元日本代表の松井大輔選手が所属していました。

【美食の街】
ブルゴーニュの州都のディジョンは美食の街と知られています。
マスタード、エスカルゴ、ブフ・ブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮込み)など、ディジョン初の料理は様々あります。

【ワイン】
ブルゴーニュはボルドーとは異なり、単一の葡萄でワインを醸造します。
赤は”ピノ・ノワール”、白は”シャルドネ”という品種がメインです。
また、ブルゴーニュは小規模の農園が多く、ワイン名も所有者ではなく、葡萄園の土地によって名付けられます。
「飲むことよりも語られることの多いワイン」とも言われている”ロマネ・コンティ”はブルゴーニュのワインです。

シャンパーニュ

【場所】
フランス北東部、パリ盆地の東側に位置する、シャンパーニュ=アルデンヌ地域圏。
葡萄の生産には少し緯度が高いですが、温暖な気候のため生産が可能となっています。

【ワイン】
なんと言っても地域名を冠にした”シャンパン”。
シャンパーニュ地方で収穫された葡萄のみを使用し、瓶内で二次発酵を行い、15ヶ月以上瓶内で熟成された物のみを指します。
正式名称は”シャンパーニュ”と定められています。シャンパンを発明したのは修道士のあの”ドン・ペリニヨン”。

イタリア

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【特徴】
イタリアは世界一のワインの生産量、消費量を誇ります。
全土比較的温暖な地中海性の気候となっており、ワインの生産に適した環境が整います。
地方によって千差万別、様々な種類のワインがあります。
従来は国民性と同じく、ワインも自由で個性的なものが多く生産されていましたが、
ワインに関する法律が制定されてから無秩序なワインは一掃され、個性を残した高級なワインが生産されてきました。
味の特徴は先に述べた通り千差万別種類があるので一概には言えませんが、
比較的果実味や甘みが強く、渋みはそこそこといったものが多いです。

【主な産地】
・トスカーナ州
州都は芸術の街”フィレンツェ”、ルネッサンス期に興隆した”シエナ”、”ピサ”を擁するイタリアきっての文化的な地域です。
温暖な気候で葡萄の栽培に適した土地が広がっております。日本人にも馴染みの深い”キャンティー“などが生産されます。
地方全体として辛口の赤ワインが多く生産されます。
某お笑い芸人が仰々しく飲んでいるワインはきっとトスカーナ州産のワインなのでしょう。

・ピエモンテ州
イタリアの北西部、フランスと隣接した州です。州都はトリノ。荒川静香さんが”イナバウアー”で金メダルを獲得した冬季五輪の開催地です。
自動車会社のフィアットの本社も擁し、セリエAにて現在3連覇中の”ユベントスFC”の本拠地でもあります。
フランスに隣接してるので、食文化はフランスから影響を受けています。
トスカーナ地方で著名なワインは”スーペル トスカーナ”というものです。
スーペル トスカーナ“とは、ワインに関する法律をあえて無視した製法で純粋に美味いワインを作ります。
法律上格付けは最下層になるものがありますが、本当に美味しいので爆発的な人気を誇ります。

スペイン

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【特徴】
スペインは世界第三位のワイン生産国です。地中海性気候に属し、葡萄の栽培に適した環境です。
スペインのイメージカラーは赤である通り、赤ワインが多く生産されています。
近年量よりも質を重視したスペインワインは目覚ましい成長を遂げ、
スーパースパニッシュと呼ばれる高級品が登場し始めました。

【主な生産地】
・リオハ
スペインの北東部のラ・リオハ州のエブロ川流域に広がる葡萄農園から生産されるワインです。
年間を通して比較的に雨に恵まれ、夏の厳しい暑さもなく、冬も比較的穏やかな気候です。
その為甘みも酸味も含んだバランスの良い葡萄が取れます。
地域全体の生産の75%以上は赤ワインであり、長期熟成されたものなどが揃います。
キメの細かい口当たりと共に樽の香りを感じられます。

・ペネデス
スペインの北東部、カタルーニャ州(州都はバルセロナ)のエブロ川の河口エリアに広がる地域です。
伝統的に、シャンパンと同じ製法で作られる”カバ“という発泡ワインが生産されています。
「赤のリオハ」に対して「白のペネデス」と呼ばれています。

・アンダルシア地方
スペイン南部、アンダルシア地方にて有名なのは酒精強化された”シェリー“です。
ワインの製造過程においてブランデーを添加し、熟成させることによってアルコール濃度を上げて、保存性を高めたワインです。

ポルトガル

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【特徴】
イベリア半島の西側、地中海性気候の国あり、良質な葡萄が栽培されます。
酒精強化された「ポートワイン」、「マデイラ」が有名です。

【主な生産地】
・ドウロ川
ポルトガル北部に流れる川沿いのエリアです。辛口の白ワインや、酒精強化された「ポートワイン」が生産されます。
「ポートワイン」は発行の途中でブランデーを加える事によって発酵を途中で止めたワインです。こちらは甘口です。

・マデイラ諸島
大西洋に浮かぶマデイラ諸島でもワインの生産があります。
マデイラ」は「ポートワイン」、スペインの「シェリー」とともに世界三大酒精強化ワインと呼ばれています。
食前酒や食後酒に使われます。余談ですが、サッカーのクリスティアーノロナウド選手はマデイラ島出身です。

ドイツ

Schloss Neuschwanstein

【特徴】
ドイツはビールのイメージが強いですが、質の高いワインも生産されています。
ドイツは比較的冷涼な気候のため、フランスに接する南部地域が葡萄栽培の北限とされています。
生産されるワインのほとんどは白ワインです。
果実味溢れる甘口が主流ですが、近年辛口ワインも生産がされてきています。
他のエリアと違い、ずっと「量より質」を追い求めていたのでどのワインもハズレが少ないです。

その他の地域

・カリフォルニアワイン
・オーストラリアワイン
・チリワイン
・アルゼンチンワイン
・南アフリカワイン
すごく長くなってしましましたが、ワインの名産地に関して簡単に説明させて頂きました。
しかし、ここまで産地や種類、味が多様ですと何がオススメで何を飲めばいいのか分からないですし、
ワインが高尚で取っ付きづらいものとなってしまう一因だと思います。
そこで、是非ワインをこれから楽しんでみたい方にオススメさせていただきたいのが、ワインの”ペアリング”です。

ペアリングとは

Wine

“ペアリング”とは、ソムリエに料理にピッタリ合うワインを厳選してもらうサービスです。
大きなメリットとしては、

・ワインを知らなくても料理とのマリアージュを楽しめる
・ワインリストを睨む時間が減る
・様々な種類のワインを少しずつ味わえる
・事前に大体の予算を把握できる

が挙げられます。

提供されるワインは全てソムリエのお墨付きで外れがなく、
知らない銘柄ばかり書いてあるワインリストと睨めっこして会話を途切れさせたりせず、
かつ様々な味を楽しみたい女性を喜ばせることが出来る、素晴らしいサービスです。
欧州では定番化しており、日本にも広がり始めています。

まとめ

2回に分けてワインの基礎知識を簡単にご説明させて頂きました。
地域によってワインの特色等ありますが、やはり字面だけでなく実際に感じてこそのワインの魅力だと感じます。
長く説明させて頂きましたが、お読みになって下さった皆様がワインを飲みたいと思ってくださったら作者として嬉しいです。

ポケットコンシェルジュでもワインのペアリングを扱うお店を数多く掲載しておりますのでぜひご参考にして下さい。

また、ポケットコンシェルジュはiPhoneアプリをリリース致しました。ぜひこちらからダウンロード下さい。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。お気に入り頂けましたら是非シェア等、お願い致します。

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