外資金融で働くキャリアウーマン、日本とイギリスのハーフ
@tokyohalfieが
厳選するオススメのレストラン10選

「Steak Dining Vitis」は中目黒の脇道を入ったところに店を構え、グリル窯で焼き上げる最高の和牛料理を提供しています。『新橋田村町　麤皮（しんばしたむらちょう あらがわ）』や『築地STEAK哥利歐（ごりお）』など、数々の名店で活躍してきた結城壮平オーナーシェフが営むレストランです。初めてのご利用なら、シェフ自らが厳選した肉を提供する「ステーキコース」がオススメです。名物となったミディアムレアの 「黒毛和牛タン元」は要予約。一番の特等席は入口に近い席で、キッチンで料理をしているシェフの姿が見え、ライブ感を味わえます。

ウニ好きには夢のようなお店。前菜からデザートまでウニを使った一品料理が特徴で、オススメはウニ12種類以上が一皿に盛られた「ウニマップ」。私の知る限り、これほど多くの種類を一度に味わえるのは、「co-co」だけです。5品のショートコースも選べるので、ウニファンなら四ツ谷に足を運んでみてください。

「天雅」といえば懐石コース。看板メニューである天ぷらはもちろん、四季折々の味覚をふんだんに使ったお料理が美しい器に盛り付けられています。オーナーシェフ・足木夫妻のおもてなしは素晴らしく、東京では私のお気に入りの天ぷら店の一つなので、旬替わりに必ず伺います。

「フュージョン」は最近一番よく耳にするジャンルのように思います。その代表といっても過言ではないのが一つ星の「Crony（クローニー）」。若き春田シェフは、コペンハーゲンからサンフランシスコまで世界中の星付きレストランでの経験をお料理で全面的に体現しています。六本木通り沿いに店を構えていますが、地下の店内に入った瞬間、落ち着いた空間に引き込まれます。独創的で繊細なお料理と極上のおもてなしにもかかわらず、予約は比較的取りやすいのでオススメです。

鎌倉駅から徒歩15分のモダンチャイニーズレストラン。和風住宅の門をくぐり、スリッパに履き替えると、凛とした空間広がるカウンター席へ案内してくれます。名物は鶏肉・餃子・麺と三段階で味の変化を楽しめる「よだれどり」。鎌倉へ行く際は大仏観光だけではなく、日本を代表する中華料理店の実力をぜひご賞味ください。

西麻布の若き天才、篠原シェフが率いるイタリアンレストラン、通称「Shinorian」。オープンキッチンを囲むU字型のカウンター席から、シェフ達が丹精込めて作る様子を眺めることができるのは貴重な経験です。全15品のおまかせコースは、一品一品が小さく、楽しく、斬新で次に何が出てくるかとワクワクさせてくれます。月替わりで旬の食材を使ったメニューなので、海外からのゲストが多いときには欠かせないレストランです。

コペンハーゲンにある世界的に有名なレストラン『noma（ノーマ）』出身のドイツ人シェフ、トーマス・フレベルが率いる、革新的なフュージョンレストランが2018年夏にオープンしました。飯田橋にひっそりとたたずむ緑あふれるエントランスからエレベーターを降りると、北欧ミニマリズムを基調とする世界が広がっています。「Inua」の料理は独創的で、才能豊かなシェフと30人以上のキッチンスタッフによって考案された大胆かつ繊細なお料理に圧倒されました。素材や味を研究する実験室も併設されているという気合いの入り方から確実に『noma（ノーマ）』のDNAを受け継いでいる名店です。

代官山にある、２０１７年にリニューアルしたばかりの現代フレンチ。名前の由来はラテン語で 「そのまま」 を意味する 「recte」。素材の味 をブレンドせず、厳選された旬の食材を「そのまま」お客さんに提供するという佐々木シェフの決意が伝わる絶品の数々でした。私にとってここで最も印象深かった料理は、特別な石窯で調理されたお肉料理でした。さらに、ランチは5,000円からなので非常にお得で、デートからお祝いごとまで幅広いシーンにオススメの実力派レストランです。私は母の誕生日の席に使わせていただきました。

麻布十番にはおいしいイタリアンがたくさんありますが、「Principio」は私のお気に入りの1つです。わずか12席のこぢんまりとした暖かな雰囲気の店内は、白い壁にアンティーク調の窓と、ロマンチックな夜を過ごすには理想的な場所です。お店を貸し切ることも可能なので、ゆったりとしたプライベートなディナーパーティーにもご利用いただけます。もちろんお料理もお墨付きで、作りたてのパスタと柔らかな炭火焼のお肉は、ほほが落ちる程おいしく、一つ星を連続で獲得していることにも納得でした。

星の数ほどある東京のレストランの中で、赤坂にある「Lyla」は信じられないほどの「コスパの良さ」です。ランチコースは一人5,000円からという、良心的な価格設定。お料理一品一品のプレゼンテーションは非常にクリエイティブで、遊び心満載の様々な色を使い、お客さんを目でも楽しませてくれます。また、私がいただいた「Specialコース」には、その日仕入れた鮮度抜群の食材を惜しげもなく使っていました。味はもちろん、サービスも申し分なく、大切な人との特別な食事には最適な場所です。