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毎日A級を食べ歩くタイの美食家
Peragate Charoenpanich (ビア)氏のおすすめ
レストラン10選

タイ出身の飲食店コンサルタント、海外雑誌ライターとしても活躍中

タイ・バンコク生まれ。 ラーマ6世が設立した小学校から高校の一貫校で、皇族関係の全寮制男子校Vajiravudh Collegeで青年期を過ごす。 在学中から日本へ強い興味があり、奨学金を得て2006年立命館アジア太平洋大学入学のため来日。日本の文化や国民性を実際に肌で感じ、日本という国に心底魅せられている親日家。

数々の日本のシェフから認められている
「愛され美食家」

一流シェフらとプライベートでも交流するほど親交が深く、客と店という関係性を越えて日本と日本の料理人を愛している。シェフの間でも評判が良く、皆から愛されている美食家だ。
美食を極めるだけではなく、日本の食文化・料理を通してタイの食に対する意識を変えていきたいと、バンコクで「鮨いちづ」を経営。大将は「日本橋蛎殻町すぎた」の弟子であった戸田氏。
日本の鮨文化にもこだわり、魚介類等は「日本橋蛎殻町すぎた」から紹介してもらったトップランクを仕入れる。
世界中のグルメを味わい尽くした
セレブリティと日本の架け橋

日本全国の名だたる名店を毎日食ベ歩き、そして足繁く通い詰める日々のビア氏は「食」への造詣を深める根っからのグルメ。タイの首相の家族を始め、タイ政府関係者などが来日した際にはコーディネートを引き受けたり、タイ版“アイアンシェフ”では日本全国の食材をタイのメディアに紹介した。最近ではイギリス プレミアリーグのオーナーを始め、ハリウッドスターや世界のセレブリティも日本のレストランに案内する役割も担っている。『食べログ著名人』では初の外国人。美食家が集まることで有名な『テリヤキ』でレストランを紹介するキュレーターとして活動中。

Peragate Charoenpanich (ビア)氏に「おすすめ10店」を選んでもらった。

Peragate Charoenpanich (ビア)氏のSNSアカウントはこちら




てんぷら成生
静岡食材の極上天ぷらを目当てに、全国から美食家が集まる

日本有数の漁場・駿河湾を有し、温暖な気候から農業も盛んな静岡県。海と陸の食材の宝庫であるこの地で、全国の食通を虜にする天ぷらの名店が『天ぷら 成生』だ。経験を重ねて導き出した志村氏の信条は、「天ぷらにする直前まで素材を極力さわらずに、その美味しさを体感してもらうこと」。




Peragate Charoenpanich (ビア)氏

静岡県にある天ぷらの名店「てんぷら成生」。富士山で採れる山菜などこだわりの静岡県産食材を中心の極上天ぷらが味わえる。

一瞬たりとも手を抜かず、鮮度で真っ向勝負してるスタイル。太刀魚、アオリイカ、浜名湖の天然の車エビ等、ここでしか食べられない味が目白押しだ。お客様が来店する15分前に食材を採ってくるなど、東京では真似のできないこだわり。え?東京から往復の新幹線代を払ってでも行く価値があるかって?……答えは勿論YES!

  

てんぷら成生

はらまさ
何度来ても飽きさせない、絶品「トリュフご飯」

カウンター6席と個室1つの小さな店に、地元から遠方からグルマンが足しげく通う。出汁にこだわり、オリジナリティあふれるパワフルな料理で、何度来ても飽きさせない魅力を放つ。




Peragate Charoenpanich (ビア)氏

個室と檜のカウンターがあり、高級感があってデートや接待等の様々なシーンにぴったり。シェフの原正太郎氏は真面目な職人気質な方。

うに、ふぐ、和牛、蟹、フォアグラ、キャビア等の高級な食材のオンパレード。それらを惜しげもなく振舞ってくれるのに、このリーズナブルさはすごい!特に和牛とトリュフを乗せた"卵かけ御飯"はぜひ食べ欲しい。大満足すること間違いなし。

  

はらまさ

くりや川
新たな文化を感じさせる“遊びごころ”溢れる鮨屋

会席料理の経験もある店主のシゴトは丁寧かつ繊細。江戸前の基本を大事にしつつも、遊びごころを盛り込んだ創造的な料理の品々は鮨屋という枠に決してとらわれない。料理は小さいポーションで数多く提供されるため、旬の味覚を存分に味わうことができる。




Peragate Charoenpanich (ビア)氏

友人ともいけるほどリラックスした隠れ家的な雰囲気。江戸前鮨の基本を大事にしつつ遊び心を盛り込んだ創造的な料理で、つまみと握りを交互に出してくれるスタイル。

鮨が旨いのはもちろん、かにのジュレと黄身酢、真鯛の昆布締め、ボタンエビの茶碗蒸し、あわびのかりんとう焼き等のつまみも絶品。お酒が充実しており、鮨に合うワイン・日本酒…さらにはシャンパンまで揃っている。酒好きなら二重に楽しめること請け合いだ。恵比寿という立地も良く、鮨が食べたくなったらぜひ訪問して欲しい。

  

くりや川

HAJIME
美しき地球と生命を「料理」という芸術で表現するHAJIMEの世界

有名ガイドブック史上最短期間での三つ星獲得、「アジアのベストレストラン50」や「Foodie Top100」へのランクインなど、世界が注目するレストラン『HAJIME(ハジメ)』。食べ手にとって『HAJIME』の世界観に身を置くということは、単に「料理を食べる」という行為ではなく、「芸術作品で綴られたメッセージやストーリーを、五感を使って感じとる」という表現が正しいだろう。




Peragate Charoenpanich (ビア)氏

世界が認める、料理一本で勝負の実力派モダン・フレンチ。料理に対して真摯に向き合い、調理法にも徹底している三つ星のお店だ。

メニュー名も独特で生命、地球、破壊と同化…等。秩序の美、それらへの敬意や儚さ、または生命そのものを表現した世界観はもはや料理という枠を超え、音楽や絵画といった芸術の一つとして独立する…。全てが完璧なHAJIMEの魅力はとても言葉では言い表し尽くせないので、とにかく一度足を運んでほしい。後悔はさせない。

  

HAJIME

麻布 かどわき
すべてのゲストを虜にする、魅惑の「トリュフご飯」

世界的グルメガイドで毎年二つ星を獲得している日本料理店。すべてのゲストに「美味しかった」と納得していただける“記憶に残る料理”をコンセプトに、日本の旬素材と世界の食材を取り入れた、かどわき流の独創的な日本料理を提供する。『麻布かどわき』は、トリュフご飯を考案した、元祖トリュフご飯の店だ。




Peragate Charoenpanich (ビア)氏

いつ行ってもブレない安定した料理を楽しめる。調度品、器や調理器具の配置など細部にまでこだわった上質な空間は海外ゲストの注目度も高く、接待などにもおすすめ。

季節の最高の食材が数種類組み合わせられたコースでは、フカヒレの天ぷらやトリュフなど誰がどう食べても非の打ち所がない料理が楽しめる。全てのコースでいただける「トリュフの炊き込みご飯」は芳醇な香りを放つトリュフをびっくりするぐらいふんだんに削りかけた贅沢な逸品。トリュフだけでなく松茸もおすすめだ。さらにトリュフのはちみつ漬けとリコッタチーズをかけるデザートもぜひ食べて欲しい。あなたの期待を超える味覚に出会えることを約束しよう。

  

麻布 かどわき

レストラン クレッセント
歴史ある煉瓦造りの洋館で味わう、王道を貫く一つ星のフランス料理

『レストラン クレッセント』はまさに、日本におけるフレンチレストランの歴史を形づくるグランメゾンである。世界的グルメガイドブックでは一つ星を獲得。レストランの歴史とともに、多くのゲストから愛され続けている。




Peragate Charoenpanich (ビア)氏

後期ヴィクトリア朝風の格調高い英国風煉瓦造洋館で味わう本格クラシックフレンチ。料理長は王道を貫く伝統的なフランス料理シェフの磯谷卓氏だ。

オマール海老のサラダ仕立て、舌平目と赤座海老のボンヌ・ファム、北海道仔羊のロースト等、世界中から選び抜かれた一級の食材を本物へのこだわりと技で仕上げている。さらにソースの出来栄えも最高。本当に美味しい料理だけしか出てこないので、調子にのってアラカルトを沢山追加してしまう。芝公園というロケーションも素晴らしく、クラシックフレンチに行きたい時に僕がよく行く、かなりオススメのお店。

  

レストラン クレッセント

レフェルヴェソンス
直感と分析から生まれた、二つ星の先鋭的フレンチ

フランスの「ミシェルブラス」やイギリスの三つ星レストラン「ザ・ファット・ダック」、など、世界の名店で修業を積んだ生江史伸シェフの世界を堪能すべく、世界中の人々が訪れるレストラン。その実力は、世界的ガイドブックの二つ星や、アジアのベストレストラン50などで高く評価されている。




Peragate Charoenpanich (ビア)氏

ヨーロッパの名店で修業を積んだ、生江史伸シェフによる和とフレンチを融合した日本独特のフレンチレストラン。食材は国産にこだわり、生産者から直接仕入れている。

料理名もユニークで、定点〜蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ、抱擁の秋〜クエの炭火焼きといった詩・芸術を思わせるネーミングだ。常にペアリングなどを研究しており、茶道の経験も活かされている。フレンチという定義では括れない味覚の新境地を貴方にも体験してほしい。

  

レフェルヴェソンス

紀尾井町 三谷
予約困難の名店が手掛ける、新たなおもてなしの舞台

東京・四谷に店を構え、人気の『三谷』が手掛ける姉妹店である。“鮨料理”と称する料理は、鮨や酒と合わせて楽しめる、鮨店ならではの味わいを工夫。一番よい状態で味わってもらいたいと、握りは直接手渡しするのが『三谷』流である。




Peragate Charoenpanich (ビア)氏

誰でも人生一度は行ってみて欲しい紀尾井町の名店。

天井が高く贅沢な空間では、季節の食材を使ったつまみと握りが振舞われる。鮨とワインのマリアージュの先駆者として知られ、料理や握りに合わせたワイン・日本酒の絶妙なマリアージュを堪能してほしい。最高級ワインを提案するのは勿論、他の鮨屋さんで体験できないレアなワインでのペアリングまで提案してもらえるのも嬉しい。この究極の鮨は、外国人にもおすすめ。

  

紀尾井町 三谷

器楽亭
独学で研究を重ねた酒の肴と、氷温貯蔵の日本酒が染み渡る

都心から少し離れた住宅街である「久我山」エリアに、ひっそりと佇む割烹居酒屋『器楽亭(きらくてい)』。気の利いた酒の肴と日本酒を目当てに、都内だけでなく、地方や海外からも多くのゲストが訪れている名店だ。




Peragate Charoenpanich (ビア)氏

気の利いた酒の肴と日本酒が楽しめる割烹居酒屋。豊洲、福岡、石川等から仕入れる旬の魚介類を日によって調理法を変え、独自のセンスで絶品の酒肴に仕上げてくれる。

店主の浅倉鼓太郎氏は自ら酒蔵を回るほどお酒好き、かつ日本酒のエキスパート。お酒好きだからこそ、お酒に合う料理を作り出せる。器にもこだわっており、京焼、唐津焼、九谷焼、有田焼、クリスタルなどが料理に彩りを添える。久我山という都心からやや離れたロケーションなのだが、ここでしか飲めない日本酒ばかりで行く価値あり。

  

器楽亭

寿し処 黒杉
進化しつづける大阪江戸前鮨を、北新地の一つ星鮨店で

江戸前の鮨を主体としながら、関西の食文化にも考慮して進化を続けてきた黒杉氏の鮨。加えて、営業中はつねに客席を気にかけながら、料理の提供温度やタイミングといった間の取り方にも細心の気を配り、ゲストが心地よい時間を過ごせるように努めている。




Peragate Charoenpanich (ビア)氏

一つ星の鮨店。地元の人からも愛されているのでじつに予約が取りにくいことでも有名。

仕入れの半分は豊洲(旧:築地)市場のマグロ専門仲卸『やま幸』のマグロ、もう半分は全国の産地から直送。鳥取のカニやノドグロ、大分の牡蠣など、季節ごとに旬の魚介類を味わえる。握りはもちろんだが、しゃぶしゃぶや烏骨鶏を使ったりと今まで食べたことのないオリジナリティ溢れるツマミも絶品。

江戸前の鮨を主体としつつも関西の食文化も取り入れて進化した鮨の酢飯は、硬めに炊き上げたヒノヒカリに、まろやかな酸味の赤酢と塩を合わせ、シンプルで食べ疲れのしない味わいに仕立てられている。あまり大きな声では言えないが……誰にも教えたくない僕のお気に入り。

  

寿し処 黒杉
※記載されている情報は2019年2月15日のものです。




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写真と美食を愛する香港出身のfoodie インフルエンサー。食を求めて世界を旅するOADレビュアーでもある。Instagramアカウントはこちら

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グルメサイトや有名ガイドブックで評判のレストラン、シェフがオススメする隠れた名店、表に出ない会員制のレストランなど、東京をはじめとする日本全国の本当に信頼できるレストラン約820店舗(2018年11月現在)と提携し、掲載しています。東京、横浜、京都、大阪などの都市部を中心に820以上のレストランを掲載。海外のお客様でも利用できるよう、英語でのご予約も可能となっています。私たちが目指すのは、言語の壁や決済の不便さなどを感じることなく、世界中の人々に日本が持つ最高の食文化を体験していただける、そんな世界を作り上げることです。
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