祇園・切り通しで6年間親しまれた『祇園 はせがわ』が、2017年3月祇園・富永町に季節の天ぷらと旬の料理が味わえる『祇園 天ぷら割烹 はせがわ』として移転リニューアルオープン。
長谷川氏は、京都の寿司や割烹料理などの和食店で修行を重ねた後、2010年に独立。移転前と変わらず、”肩ひじ張らず、美味しかった、楽しかった、また来るね。と言っていただけるお店”がコンセプト。味と食感を楽しむ「日本料理」と同じで「天ぷら」も同じように楽しんでいただきたいと語る。オープンキッチンとなった『祇園 天ぷら割烹 はせがわ』では、カウンターの目の前で揚げる出来立ての天ぷらを最高の状態で堪能できる。また、季節によって食材が変わる「土鍋ご飯」も旧店舗時代から通う常連客に人気の逸品だ。今は「土鍋ご飯」と「天丼」から選べるシステムになっている。
ゆったりとした時間が過ごせる、広々とした白木のカウンターは10席。4名様まで可能な掘りごたつの個室には舞妓さんのうちわが飾られており、祇園らしい佇まいが演出されている。「祇園」という地で初めての方でも構えず訪れることができるのは、温かく心地よい店主のおもてなしがあるからだろう。