外苑前駅から徒歩10分ほどの場所にある、江戸前鮨『すし処 海味(うみ)』。大将の平 公一(たいら こういち)氏は鹿児島県出身で、手に職をつけたいという想いから鮨の世界に飛び込んだ。大阪の鮨店をはじめ、日本料理店やホテルなどで経験を積んだのち、2019年8月より、同店の大将を務める。
「創作のない王道の江戸前鮨を極めたい」と、さらなる高みを目指して卓越した技を活かす。食材は、魚介類や野菜など、日本全国からその時期に一番おいしい産地の食材を、豊洲市場や漁師から直接仕入れている。また、酢飯の米には、有機農法の達人・石井稔 氏が育てる「ひとめぼれ」の冬眠米を使用し、滋賀の土鍋作家・中川一辺陶氏による信楽雲井窯で、ゲストが口に運ぶ20~30分前に炊き上げている。
店内は、白木のカウンター10席のみ。接待・会食はもちろん、英語対応が可能なので、海外ゲストをおもてなしする際にもオススメだ。落ち着いた空間で、しっとりとお酒を嗜みながら大人の時間を過ごすもよし。気負うことなく利用できる雰囲気は、このお店ならでは。一度訪れると何度も足を運びたくなる鮨店だ。
■アクセス
東京メトロ銀座線 外苑前 1a出口より徒歩7分