JR博多駅直結、福岡空港からも30分という便利な立地で、繊細かつオリジナリティあふれる料理に定評のある『メルヴェイユ博多』。西洋料理をベースに、九州周辺の豊かな食材とのコラボレーションがテーマ。「この地、この店でしか食べられない感動を」と語るシェフの考えを体現したコース料理の数々を、五感で堪能できる福岡No.1のガストロノミーである。
シェフの辻 光(つじ ひかる) 氏は、自身の店を持ちたいと2012年に料理人の道へ。地元で4年間修業したのち、新潟、和歌山、石川、福岡県などで修業を積み、2021年『メルヴェイユ博多』のシェフとなった。福岡県内の食材を使用した、他では味わえない発想で様々な一皿を提供する。
食材は九州野菜を地元の市場でシェフが買い付け、季節物の鮮魚など地産地消の想いを一皿に表現。その日仕入れた食材で調理法も変わるため、同じ組み合わせはほとんど無く生み出される料理もまた一期一会。自然への敬意を忘れず、“その時入手できるものを大切に”が旬の食材選びの基本だ。料理はもちろんのこと、料理の余韻を感じつついただくデセールまでも地元九州の食材をたっぷりと使用。素材の特性や季節感を活かして仕上げるなど、あらゆるところに地産地消の考え方が根付いている。また料理の配置には、ひとが美しいと感じる自然の黄金比を応用。味の配分から盛り付け方、ソースをかける角度にまでこだわりぬき、野菜や食材がより美味しく見えるよう、隠れた技が施されている。
お酒は、料理に合わせてソムリエが厳選。フランス産ヴィンテージワインのラインナップもさることながら、国内産ワインも充実。地元九州産のワインをはじめ北海道の平川ワインなど、知る人ぞ知るワインが揃う。
ダイニングは、駅ビル内の喧騒を忘れさせてくれる、グランメゾンらしい皮張りの上質なソファが心地よい。テーブル間隔はゆったりとしており、デートや会食、女子会、また10歳以上のお子様の入店も可能だ。記念日のメッセージプレート(無料)やベジタリアンメニューの対応もできる。
大切な人と特別なひとときを味わいに、遠方からでも訪れる価値のある良店に違いない。
【アクセス】
■JR博多駅より徒歩1分(博多駅直結)
■福岡空港より、福岡市営空港線で「博多駅」まで6分