東京・北参道の住宅街の一角にある、隠れ家的なフレンチレストラン『L'Octave Hayato KOBAYASHI(ロクターヴ ハヤトコバヤシ)』。シェフの小林隼人氏は、高校生のころ、音楽活動に専念するために始めた飲食店のアルバイトで料理の面白さに気づき、料理人としてのキャリアをスタート。『ジョージアンクラブ』、帝国ホテルを経て渡仏し、4年間で星付きレストラン『ジャックデコレ』『ユンヌターブルオシュドゥ』『フロコンドセル』などで研鑽を積む。帰国後は『レフェルヴェソンス』や都内フランス料理店で経験を重ね、2015年に満を持して自身の店をオープンした。
店名の「L'Octave(ロクターヴ)」は、ドレミの音階が永遠に続く様を「無限」と解釈し、その無限を意味する「オクト」と、音楽用語であるオクターヴの「ターヴ」が由来。ドレミの音階から楽曲が作られるように、料理も厳選した食材を使用して調理したいという想いが込められている。
客席は、オープンキッチンで8名掛けのカウンター席と4名掛けのテーブル席があり、オープンキッチンの中で小林シェフが調理する姿を見ることができるライブ感が魅力。料理はシェフが目利きした旬の食材を使用し、その組み合わせを工夫することで、シンプルで見た目も美しい一皿に仕上げている。
アットホームで一体感のある空間が特徴で、カジュアルな接待やデート、女子会などさまざまなシーンで利用可能。リーズナブルなコースも用意し、若い世代でも質の高いフレンチが楽しむことができるレストランだ。