素材からこだわり抜いた肉料理を、日本料理の形式で提供してきた“肉割烹 ゆうざん”が、2021年7月、新しく黒部シェフを迎え、日本の「割烹」×カルフォルニアの新たな可能性や価値観を生む業態として、『Cali style ORYOURI YUZAN KEIICHIROKUROBE』をオープンさせた。
料理長の黒部 慶一郎(くろべ けいいちろう)氏はニューヨークで生まれ、2005年にサンフランシスコに渡り『Campton Place』憧れのダニエル・ハム氏や、『Ame at the St.Regis』の曽根 裕氏に師事。2010年には、『Luce』でドミニク・クレン氏のもとでエグゼクティブ・スー・シェフを務めた。2014年、フロリダ州ディアフィールドビーチの『Chanson』で最初のエグゼクティブ・シェフ職に就任し、フロリダ州初の「Relais &Chateux」を受賞。2015年に、ロサンゼルス『Hinoki & the Bird』でブランドン・キダ氏の下でエグゼクティブ・スー・シェフに抜擢され、その後2018年にエグゼクティブ・シェフとしてロサンゼル『Blackship』がオープン。 『Blackship』は、L.A.Timesにて「ロサンゼルスで最も興味深いレストラン」と評価され、黒部氏は「日本とイタリアの伝統をエネルギーと大胆さをもって引き出している」と話題になった。
そんな黒部シェフが独自の目線で厳選した季節の食材と多様性のある文化を大胆に取り入れたカルフォルニアのスピリットと共に創造するのが “California to Table”だ。既成概念を超越した面白さをゲストに体験していただくべく、素材、技術、道具、器など様々な面からアプローチ。日本とカルフォルニアの伝統やエネルギー溢れる料理を楽しんでいただきたいと語っている。
店内は、モダンな和の雰囲気で、カウンターのほか個室も2部屋ご用意。銀座の中心街にありながら会話と料理を落ち着いて楽しむことができ、接待や会食、記念日にも利用しやすい空間となっている。
■アクセス
東京メトロ「銀座」駅 B3、A2番出口より、徒歩3分