【移転のお知らせ】
11月に下記住所に移転いたしました。
ご予約の際はお間違いのないよう、よろしくお願いいたします。福岡市中央区舞鶴1丁目3-14
舞鶴公園からほど近く、博多の中心地から離れた静かな路地に店を構える『味 竹林』。1993年の開業以来、博多で本格的な懐石料理を味わえる1軒として名を馳せ、一つ星を獲得している名店だ。
店主の竹林譲氏は、大阪の名店『味吉兆』にて12年修業を積み、生まれ育った福岡で独立。真の“博多懐石”を追求しながら、柔軟な発想で洋の素材や調理法も取り入れ、四季折々で多彩な料理で楽しませる。
仕入れは、博多の台所と呼ばれる「柳橋連合市場」から。毎朝仕入れに行き、旬の食材を使ってその日の献立を組み立てている。例えば、春の沢煮椀。細かく針打ちにした野菜に繊細な包丁技を感じられ、吸い口は胡椒という意外性が面白い。夏には、数時間かけて骨まで柔らかく火を入れた鮎のコンフィ。冬には一足早く、昆布と干し椎茸に、福岡名産のあご出汁を使用した博多雑煮が供される。
コースは予算に応じた「おまかせ」のみ。昼時には松花堂弁当やコースの用意もあり、一つ星の味をランチで気軽に味わえるのも魅力だ。お酒は、他ではあまりお目にかかれない地元福岡の日本酒を始め、全国から厳選したものを10種類ほど揃え、素材の味を生かした料理の味をより引き立てる。
上品な設えの店内は、茶室に用いられる網代天井が施され、ナラの木のカウンターが店の顔。座り心地のよいイタリア製カッシーナの椅子を配し、テーブル席はオーダーメイドで大きめに設計するなど、ゲストがゆったりとくつろげる空間づくりに気を配っている。物腰柔らかな竹林氏の優しい人柄と、スタッフの心地よい接客に包まれて、温かな気持ちで心から食事を楽しめる。
■アクセス
福岡市営地下鉄空港線 赤坂駅 1番出口 徒歩7分