2020年7月、軽井沢に残る里山エリアへ『L’ombra(ロンブラ)』が移転オープン。移転前の六本木時代の「イタリア各地の郷土料理」のコンセプトはそのままに、有機農法の田畑や清らかな川、雄大な山々から届く山肉などの豊かな信州食材を使う。新しいL’ombra(ロンブラ)では、ここでしか味わえない本格イタリア料理と浅間山の絶景を望むことができる。
シェフは、木戸 利光(きど としみつ)氏。ヒルトン大阪のレストランで、ナポリ出身のファビオ・ピアンカ氏の元で3年間修業の後、ザ・リッツ・カールトン京都 のレストランのオープンメンバーであるヴァレンティノ・パルミサーノ氏と出会い、プリモセクションで シェフ・ド・パルティを勤め、その後ジュニアスーシェフとして4年間勤務した。渡伊後、ウンブリア州の一つ星『リストランテ ヴィスパシア』のスーシェフとして2年間勤務し、2年連続星キープに貢献した。二人のナポリ人シェフとトータル9年働いた経験で、南イタリア料理が得意な木戸氏。黒トリュフとサラミで有名なイタリアのノルチャで郷土料理を学び、軽井沢でもその経験を活かした料理を作りたいと話す。
季節によって移り変わる里山の景色や食材など、軽井沢の環境は木戸氏が修業したイタリア・ウンブリア州の情景を思わせる。また、似ている環境だからこそ採れる作物も同じものが多く、表現できる料理が多くある。
白を基調とした店内は、1950年から60年代のヴィンテージ家具が並び、まるでイタリアのトスカーナやピエモンテのワイナリーにあるレストランに迷い込んだような雰囲気が漂う。皿やクロスは、新しいのにどこか懐かしい、そんな人の体温を少しあたためてくれる「RATTA RATTARR(ラッタラッタル)」デザインのものも。これらの商品は、併設するショップ棟「NATUR HOME」で購入することもできる。
風通しの良い室内は10名のテーブル席、屋外のデッキ席は6名のテーブル席を用意。コロナの状況下においても風通しのよい屋内席や、完全屋外のデッキ席で安心して食事を楽しむことができるのが嬉しい。貸し切りも2〜25名様まで可能で、家族での会食や誕生会、プロポーズなど、特別なシーンでの利用もおすすめだ。
■アクセス
北陸新幹線「軽井沢」,しなの鉄道 中軽井沢駅下車 町内巡回バス乗換 「杉瓜」下車 徒歩3分
上信越自動車道「碓氷・軽井沢IC」より12km 軽井沢バイパス18号「鳥井原」交差点より杉瓜方向へ
※お車でのご来店をおすすめてしております。