カウンターフレンチで味わう、パリと東京の食のペアリング
都心のオアシス・日比谷公園に隣接する緑豊かな空間に、2018年3月「東京ミッドタウン日比谷」が誕生。歴史と文化豊かな日比谷という土地にふさわしく、国内外から選りすぐりの名店が集められている。なかでも話題となっているのが、パリで予約が取りづらい名店として注目され続けている「Restaurant TOYO」が日本初出店。
オーナーシェフの中山豊光氏は、神戸のフランス料理店『ジャン・ムーラン』を経て渡仏し、フランス料理店だけでなく、パリの日本料理店を経て、日本が誇る世界的デザイナー髙田賢三氏に認められ、専属料理人としてもその手腕を振るう。2009年、パリに『Restaurant TOYO』を出店し、フランス料理と日本料理という、異色の修業経験を活かした独自の料理で評判を築く。
日比谷の『Restaurant TOYO Tokyo』では、パリで中山氏に師事した大森雄哉氏をシェフに抜擢。フランスで毎日マルシェに通い、素材ありきで料理を考えるという中山氏の素材へのこだわりを受け継いで、日本の旬の食材を取り入れた東京ならではの新たな「TOYO」の味を開拓。さらに大森氏は茶道を通して“侘び・寂”の精神を学び、日本人らしい繊細な美しさやおもてなしの心を料理で表現する。
フランスと同様、髙田賢三氏自身が描いた中山シェフのポートレートが飾られた店内は、パリの『Restaurant TOYO』を思わせる雰囲気。カウンター8席と、6名まで利用可能な個室も含めてテーブル席が14席。パリで流行の“カウンターフレンチ”のスタイルを導入し、カウンター内に鉄板を置いてゲストの目の前で料理を仕上げるなど、ライブ感も楽しみの一つ。食の都として名高いパリと東京。二つの文化の出会いが生み出した奇跡のフレンチを、あなたの舌で確かめてみて欲しい。
■アクセス
東京メトロ・都営「日比谷」駅直結
東京メトロ「有楽町」駅直結
東京メトロ「銀座」駅直結
JR「有楽町」駅より、徒歩5分