銀座6丁目、外堀通り沿いのビル4階に店を構える日本料理店『茂松』。季節ごとに選び抜いた食材を使用する料理や、心地良い空間と接客で、ゲストに良い“思い出”ができるような店づくりを目指している。
店主は松原茂之(マツバラ シゲユキ)氏。高校卒業後、青森・八戸の鮨店3年間修業し、上京。会員制の和食店や星付きの日本料理店などで経験を積み、渋谷の割烹料理店で料理長を務める。2016年10月に独立し、女将である奥様と二人三脚で『茂松』をオープンした。
料理は、食感や香りを楽しんでもらうため、さまざまな食材を重ね合わせて仕上げているのが特徴。だしは濃いめのカツオだしを使用し、一品一品インパクトのある大きめのポーションで盛り付けている。看板メニューは炊き込みご飯で、春の時期なら桜エビと山クラゲ、サクラマスとタケノコなど、旬の食材を味わいや食感のバランスを考慮して組み合わせる。お酒は女将が選んだ日本酒がお勧めで、特に4キロ以上の天然の河豚のヒレを使った贅沢なヒレ酒が人気だ。
店主自ら設計したという店内は、カウンター6席、4名と8名まで入れる個室が2室。ゲストとの目線が合うようにカウンターの高さを合わせており、天井をあえて低くすることで、落ち着きのある空間に仕上げている。接待、記念日、デートなど幅広く利用可能で、店主と女将の温かみのある接客も魅力。銀座で、ほっと一息つきたいときにお勧めしたい日本料理店だ。
※世界的グルメガイド東京 2023年度版にて一つ星を獲得
■アクセス
東京メトロ「銀座」駅B9出口より、徒歩3分
JR「有楽町」駅銀座口より、徒歩6分
JR「新橋」駅銀座口より、徒歩8分