西麻布の交差点から5分ほど。笄町公園脇の閑静な住宅街への入り口に、『西麻布 香宮』は場所を変え、新たなスタートを切った。階段を上がり、扉からエントランスエリアを抜けると、その先のメインダイニングには、大きな一枚板カウンターが鎮座している。
料理長の有島浩昭(ありしま ひろあき)氏は、1981年新宿、京王プラザホテル『南園』にて修業を開始。東京全日空ホテル(現インターコンチネンタルホテル東京)『花梨』をはじめとした都内有数のホテルで研鑽を積み、ザ・ペニンシュラ東京『起鳳臺・ヘイフンテラス』にて日本人トップの副料理長、マンダリンオリエンタル東京『SENSE』料理長就任時は世界的グルメガイドにて一つ星を獲得。その後フランス共和国・パリへ渡仏。フランクラン・ルーズベルトにある広東料理「Tong Yen・東園」を新規オープンさせるなど、その活躍は国内にとどまらない活躍をし、集大成として『西麻布 香宮』を新規オープンさせた。
料理はこれまで有島氏が積み上げてきたキャリアから生まれる、料理は広東料理を軸としながらも、随所に有島氏の閃きと経験を織り交ぜたここでしか味わうことのできないコース。コンセプトは「一菜一魂」。スペシャリテは「青ザメのフカヒレ姿煮込み。」国内でもレアなフカヒレを使用し、ゲストの心をとらえる。また、「蒸魚」蒸し魚は、宮古島より直送のスジアラなどを使い、有島氏自らがゲストの目の前で、熱いフィッシュソースをサーブする。
ドリンクはソムリエが厳選したワインはじめとし、料理にあわせたペアリングの提案をしてくれる。
ダイニングはゆったりとした8席のカウンターを前にしたオープンキッチンのつくり。キッチンスタッフの動きを見ながら、ライブ感をお愉しみいただけるカウンター。そして第一部でお食事を楽しまれたゲストには、奥に位置するサブダイニングにて、また違った雰囲気の中、ごゆっくりと寛いだお時間をすごすことができる。また、6名様までの個室もご利用可能。気心の知れた友人、デート、接待などで有島氏のお料理を是非お愉しみいただきたい。
■アクセス
東京メトロ日比谷線 広尾3番出口から徒歩7分
東京メトロ日比谷線 六本木徒歩10分