京都・祇園町南側に店を構える、一つ星の懐石料理『ぎをん福志(ふくし)』。店主と女将が二人三脚で営み、数寄屋造りの落ち着いた空間で、お迎えしたお客様に合わせた心のこもるおもてなしができるよう、日々努力を重ねている。店主・福士 卓義(ふくし たくよし)氏は、奥湯河原にある老舗高級料亭旅館 海石榴や銀座の割烹料理店などで、若い時代に修業を経て、京料理「たん熊北店 本店」にて17年研鑽し、9年料理長を務めた経歴をもつ。その後、2017年12月1日に『ぎをん福志(ふくし)』をオープンした。
日本の伝統技法を守りつつ、料理に息づく歴史や精神と季節ごとの歳時記を意識しながら、そのときのお客様に合わせた料理を提供している。上質な食材で繊細に盛り込まれた八寸は、食する人の心が洗われるよう。造りは、有名陶芸家の大鉢を使用し、信頼のおける担ぎの魚屋から仕入れた魚介類を最高の状態でお出ししている。
樹齢200年の檜 一枚板のカウンター席で、目の前で完成されていく次の料理を楽しみながらいただくのも、カウンター割烹の醍醐味。店内の看板は、弘法大師 空海誕生の善通寺 管長の筆跡のもの。『福志』の屋号には、あらゆる人やあらゆるものに心をもって接するという店主と女将の信念が込められている。カウンター7席とテーブル席4~6席があり、大切なご家族や大切なお友達と、美味しく食することの喜びと感動をぜひ味わっていただきたい。
2010年 上海万博 料亭 紫(キッコーマン出店)に7カ月 出向
2012年 あまから手帖主催 日本丸 新春初詣クルーズ参加
2015年 ミラノ万博 ジャパンウィーク参加・キッコーマンウィーク参加
※世界的グルメガイド京都・大阪 2023年度版にて一つ星を獲得
■アクセス
京阪「祇園四条」駅より徒歩約5分
阪急「河原町」駅より徒歩約8分
京阪「清水五条」駅より徒歩約13分