知る人ぞ知る隠れ家的な雰囲気も魅力の『すし家』は、『鮨かねさか』の分店として2012年10月オープン。つけ場に立つのは、『鮨かねさか』にて6年間経験を積み、2018年より同店を任された橋本 守(はしもと まもる)氏。「国内、海外ともに、お客様との出会いは一期一会。すべてのお客様に『すし家』に来てよかったと思っていただけるように、つねに全力で、真剣に鮨を握ることを大事にしています」と語る。魚介の仕入れは、すべて築地から。夏であれば、上アジとして知られる鹿児島・出水産の根付アジや、毛ガニ、ウナギ、白エビなど、季節ごとに旬の最高の魚介を用意し、ゲストをもてなす。鮨に合う日本酒も、季節ごとに常時5種類ほどを揃えており、夜はつまみと鮨のおまかせを基本にゆったりと食事を楽しめる。
店内は、檜で設えたL字型のカウンター8席のみ。やや落とし気味の照明が落ち着いた雰囲気を演出しており、リラックスして食事を楽しめる。また、どの席に座っても大将との距離が近く、端正な包丁さばきや鮨を握る姿を間近に見ることができ、劇場のようなライブ感を味わえるのも魅力だ。昼は握りのみのメニューもあるので、ビジネスランチやご褒美ランチの選択肢としても重宝する。デートや記念日、接待などはもちろん、会合や貸切など、どんなシチュエーションにも全力で応えてくれる。銀座の鮨デビューにもおすすめの1軒である。
■アクセス
東京メトロ銀座線 銀座 C2出口 徒歩5分
東京メトロ日比谷線 銀座 C2出口 徒歩5分