明治大正期の歴史的趣が残る名古屋・白壁に、フレンチレストラン『グランターブルドゥキタムラ』はある。
シェフの北村 竜二(きたむら りゅうじ)氏は、16歳で料理人としてのキャリアをスタート。フランスに渡り『シャルル・パリエ』『ジャマン』『タイユヴァン』といったグランドメゾンで約14年の修業を積み、その後、10年間拠点を置いたスイスでは、『ジラルテ』でスーシェフとして手腕をふるった。帰国後は、名古屋『ミクニナゴヤ』の料理長を3年間務め、ヨーロッパ時代より思い描いていた、「街にマッチしたレストランを日本でも実現したい」という思いを実現させるため、2014年に『ラ・グランターブル・ドゥ・キタムラ』をオープンさせた。
北村氏のコンセプトは「レストランは劇場」。主役であるゲストは、待ち焦がれた晴れ舞台のように、お洒落に着飾り、雰囲気と料理を最大限に愉しんで欲しいというシェフの想いで店造りがされている。
シェフお任せのコース料理は、その日に仕入れた最高の食材が使用され、ゲストの嗜好やシチュエーションに合わせて作られる。同じ料理は出さないというこだわりは、ソースやスタイルにいたる細部にまで徹底されているため、来店するたびに一期一会の料理との出会いがある。合わせるワインは、日々変わる料理に合わせ、多様性を生かしたフランス産が中心で、ゲストにあわせて満遍なく提案される。
旧邸を改装した店内には、テーブル40席、6-10名で利用できる個室を用意。カップルのデートから金婚式、接待や会食、女子会など幅広いシーンで利用できる。フランス語や英語でのサービスも可能なので海外ゲストも安心。世界を唸らせてきた珠玉のフレンチを、劇場のように華やかな空間で堪能していただきたい。
■アクセス
桜通線 高岳駅 2番出口より徒歩12分