北海道札幌市の円山公園そばにある、二つ星の日本料理店『料理屋 素(そ)』。大将の姉崎 貴史(あねざき たかし)氏が、店名のごとく「"素" 材のうま味を最大限にいかした料理」でゲストをもてなす。
姉崎氏は北海道出身。京都で9年、香川で4年の修業後、北海道に戻り、2005年に札幌市で『料理屋 素』を開業した。モットーは、「とにかくその日市場にある一番の食材を使う」こと。自ら山に入り採取するキノコや山菜、近所の農家から仕入れる無農薬野菜などもあわせて、その日に手に入った食材から献立を組み立て、「素材のうま味」を感じられる料理を生みだしていく。さらに『料理屋 素』のキーワードは、「旬」と「客の好み」。季節ごとに、訪れるゲストの好きな旬食材を使用し、北海道のゲストには本州の食材を、北海道外からのゲストには北海道のものをというように、予約状況にあわせて食材の産地も使い分ける。秋から冬にかけての「ジビエ」のシーズンには、蝦夷鹿を使った「鹿肉出汁の湯豆腐」「焼き鹿肉」なども評判。 料理に寄り添う日本酒は、岐阜「蓬莱」や高知「酔鯨」などの定番に加え、 全国各地のものをまんべんなく用意し、 どの料理にも合わせられるように、さまざまなタイプのものを揃える。器や酒器はすべて作家もので、料理と酒をより引き立てる。
『料理屋 素』は古い建物を改装した一軒家で、モダンな雰囲気を演出。純和風の店内には、カウンター5席と個室(4~10名)を用意。4名以上の予約で貸切が可能となり、お子様もご一緒にご来店いただけるので、家族の集まりや、お子様の百日祝いなどの利用もオススメ。また、7日前までのご予約で、ニセコへ出向いて料理するなど、リゾート地への出張料理も可能なので、ぜひご相談いただきたい。
■アクセス
札幌市営地下鉄東西線 西28丁目3番出口 徒歩10分