人気レストランが軒を連ねる、東京・六本木に店を構える『鮓 村瀬 (すし むらせ)』。暖簾をくぐった先は凛とした空間で、カウンターから見える大きな窓からは、季節ごとに表情を変える中庭を臨む。
大将・村瀬 信行(むらせ のぶゆき)氏は、都内にある鮨の名店で修業を重ね、独立。2014年に自身の名を冠した『鮓 村瀬』を開店した。屋号の「鮓」という漢字には、「魚」と「乍」の間に「米」が入り、「酢飯に合う鮨ダネを作り、鮨ダネに合う酢飯を作って提供する」という、村瀬氏の鮨への強い想いが込められている。
おまかせコースは、つまみ、にぎり、巻物と展開。「向き合う鮨ダネの状態によって、構成はその日その日で変化する」と村瀬氏。鮨ダネとなる魚介類は、信頼する業者から旬のものを直接仕入れている。酢飯には、塩と酢だけを使い、赤酢と米酢の2種を使い分ける。熟成鮨を得意とし、スペシャリテは、熟成させたコハダ。黄身酢おぼろをまぶし、その見た目の美しさから女性人気も高い。おすすめのアルコールは主に日本酒。東京や東北、三重県周辺のものを約35種類そろえ、辛口・中口・甘口の中から鮨に合うものを提案しつつ、お客様の好みで選んでいただく。
店内は、コの字型のヒノキカウンター(14-15席)と、個室(8名まで・お子様連れ可能)を用意。鮨好きの友人同士やデート、海外からのゲストのもてなしや接待、また家族との団らんや特別なお祝いの席など、さまざまな場面でお愉しみいただきたい。
■アクセス
東京メトロ「六本木駅」駅より、徒歩5分