北海道札幌市・すすきの駅から程近いビル1Fに『鮨 西光(すし さいこう)』はある。「北海道を丸ごと楽しんでもらいたい」と、大将の西牧 光浩(にしまき みつひろ氏が、北海道ならではの食材で腕をふるう。
西牧氏は、鮨職人を志して東京『築地玉寿司』に入社。7年修業した後、札幌に帰郷。地元の鮨店で3年間腕を磨き、『花まる寿司割烹 あじ彩』にて7年店長を勤め、独立。2012年に満を持して『鮨 西光』を開店した。
「数ある鮨店の中から、お客様が当店を選んで来店されるからには、来てよかったと言ってもらえるくらい、満足して帰ってほしい」と西牧氏。北海道を満喫できるよう、キンキ、ウニ、ホタテなど北海道の食材を、江戸前の技法で握る。北海道産マグロは一本買いし、活きた毛ガニは店でゆっくり茹でる。酢飯の酢は、京都・飯尾醸造「富士酢」の赤酢と米酢をブレンド。米は北海道「ななつぼし」を使用。日本酒のラインナップは、北海道をメインに、たとえば秋ならば「ひやおろし」冬ならば「しぼりたて」といった時期のものを日本全国から季節に合わせて10-15種類そろえる。ビールはご当地「サッポロクラシック」、白ワインも用意。
店内は木を基調としたインテリアで落ち着いた雰囲気。ヒノキ一枚板のカウンター(10席)に、地元札幌の陶芸家、下沢敏也氏の器が彩りを添える。地元愛あふれる『鮨 西光』を、家族や友人、接待などのビジネス利用で訪れ、ワンランク上のつまみや鮨を堪能していただきたい。遠方からならば、北海道旅行の際に立ち寄る店として加えたい鮨店である。
■アクセス
札幌市営地下鉄南北線 すすきの 3番出口 徒歩3分
札幌市営地下鉄東豊線 豊水すすきの 徒歩5分
札幌市営地下鉄東豊線 大通 徒歩12分