北海道札幌市・すすきの駅から徒歩4分。ビル6Fに店を構える『鮨わたなべ 札幌店』。国内外から多くの観光客が訪れる札幌の繁華街で、大将の渡部 朋仁(わたなべ ともひと)氏が、 “蝦夷前鮨”を握る。
北海道生まれの渡部氏は、東京の名だたる日本料理店や鮨店で修業と経験を重ね、若くして料理長を務める。東京で培った「江戸前の技術」をもって、故郷の中標津へと戻り独立。後に、「蝦夷前鮨」と呼ばれる由縁となり今日に至る。職人として鮨を握る傍ら、若手育成にも力を注ぐ。10年間育て右腕となってくれた弟子に中標津本店を任せ、2018年には北海道一の繁華街であるすすきのに2号店をオープンし、自らがカウンターに立つ。
『鮨わたなべ 札幌店』の鮨は、北海道産(特に中標津がある道東)の食材を使用し、江戸前の技をいかして握る「蝦夷前鮨」である。酢飯の米は、北海道産「ゆめぴりか」、酢は赤酢と米酢をブレンド。看板メニューは「蝦夷鮑」で、煮アワビを召し上がった後に、アワビの肝とウニ、磯海苔を加えた肝ソースに酢飯を混ぜ、さらにアワビのスープも入れて食すという、三段階の味が楽しめるメニューで、「鮑酒(出汁割り)」も人気。中標津産のプレミアム大豆を使う自家製豆腐は定番の前菜。上質な牛乳を生産する中標津町が推奨している、「牛乳でかんぱい」運動を取り入れ、ウエルカムミルクでお客様を歓迎する。日本酒は地元の限定酒をメニューに揃え、料理やお客様の好みに合うよう全国各地の酒を豊富に品揃え。シャンパーニュも10種類以上。器は地元作家の作品を主に使用し、中には渡部氏自身が焼いた皿も。
店内には、8席のL字カウンターと、テーブル席(4名まで)と掘り炬燵式(6名まで)の個室2部屋を用意。家族や友人との会食やデートで、接待などのビジネスシーンや海外ゲストのおもてなしの場として訪れ、ここでしか味わうことのできない渡部氏の“蝦夷前鮨”を堪能していただきたい。
■ご注意
こちらの店舗は、北海道中標津にございます本店『鮨 わたなべ』の札幌店です。
東京の『鮨わたなべ』との関連はございませんので、ご承知おきください。
■アクセス
札幌市営地下鉄南北線 すすきの駅 徒歩4分