東京・人形町駅から徒歩2分。下町情緒あふれる日本橋人形町に店を構える『すし柿崎』。落ち着いた雰囲気のこの町が好きだという大将の柿崎 祐平(かきざき ゆうへい)氏が、国産の天然食材にこだわり、江戸前鮨を握る。
柿崎氏は、老舗『銀座久兵衛』をはじめ、日本料理『なだ万』の鮨部、『グランドハイアット東京』内の鮨店『六緑』など、東京都内の鮨店で研鑽を積んだ。そして独立後の2008年、自身の店『すし柿崎』を開店。こだわりは、国産の天然食材を使用すること。柿崎氏自ら、全国から選りすぐりの食材が集まる豊洲市場に出向き、買いつけている。鮨の合間に楽しむつまみにも力を入れ、「太刀魚の塩焼き」や「タコのやわらか煮」など、酒がすすむメニューが人気だ。鮨の酢飯は、大粒の粘り気の少ない米を固めに炊き上げ、口の中にいれてパラパラっとほぐれる感覚を大事にしている。米酢には砂糖を入れず、塩だけで仕上げている。日本酒は、『すし柿崎』の鮨に合う辛口のものを4種類用意。香りが主張せず、料理のじゃまをしない日本酒を柿崎氏がセレクト。その他、焼酎、シャンパーニュや白ワインなどもお好みに合わせて。
店の外観は、店内の壁と同じく漆喰が塗られ、統一感を出している。店内には、奈良・吉野産のヒノキの一枚板カウンター(8席)をどっしりと設え、柿崎氏の“誠意を尽くしてもてなす”という心意気を表す。木と漆喰の壁に囲まれて、ゆったりと過ごすことのできる『すし柿崎』。家族や友人と記念日などの特別な日のお祝いや、接待や海外ゲストのアテンドなどのビジネスシーンまで、さまざまなシチュエーションで訪れ、粋な街・人形町で、柿崎氏がこだわりの江戸前鮨を堪能していただきたい。
■アクセス
東京メトロ日比谷線 人形町駅 都営浅草線 人形町駅 A3出口 徒歩3分