京都・蹴上駅から徒歩2分。京都を代表するラグジュアリーホテル『ウェスティン都ホテル京都』の3Fにある、『ドミニク・ブシェ・キョート・ル・テッパンヤキ(Dominique Bouchet Kyoto Le Teppanyaki)』。フランスで一つ星、東京で一つ星を獲得するフランス人シェフ、ドミニク・ブシェ氏が初めて手がける鉄板焼き店である。
ドミニク・ブシェ氏は、自然豊かなフランスのポワトゥ=シャラント生まれ。パリの名店『トゥール・ダルジャン』『ホテル・ド・クリヨン』などで総料理長を歴任し、 2004年に独立。レストラン『ドミニク・ブシェ』をパリ8区にオープンした。日本では、東京・銀座の『ドミニク・ブシェ トーキョー』、ビストロ『レ・コパン』を展開する。そして2019年12月、「Le Teppanyaki」と「Le RESTAURANT」の両店が併設されている『Dominique Bouchet Kyoto』をオープン。
「Le Teppanyaki」のシェフを務める木村 忠義(きむら ただよし)氏は、洋食レストランで修業後、ホテル業界へすすむ。宴会料理やフランス料理店で腕を磨き、鉄板焼き料理へ。メニューは、鉄板焼きにフランス料理の要素を取り入れたスタイル。京野菜を使った前菜に、京都産の和牛、日本三大和牛の近江牛・神戸牛といったブランド牛をメインに、3種の和牛の食べ比べを楽しむことができる。また、鉄板焼きではめずらしいフランス産オマールブルーを使用したり、ドミニク氏がこだわる「ソース」を海鮮料理に生かしたりと、ドミニク氏の独創的な料理を展開する。なお、オマールやアワビなど、店内の水槽で生きた状態のものからさばいて提供するのも特徴的だ。
ワインはフランスを中心に、日本・イタリア・カリフォルニアなど約300種の中から、ソムリエが料理とのマリアージュやお客様の好みなどを考え、最適なワインを提案。ビールは特別に、京都の抹茶の香りに緑の泡とホップ由来の苦さが楽しめるクラフトビール「黄桜 京都麦味 抹茶」を用意。日本酒は京都の地酒4種がそろう。また、ドミニク氏自らが京都・清水焼の窯元を訪ねて作ってもらったオリジナルの器など、料理とともに京都の四季を味わえる要素が詰まっている。
北山や東山の山々が一望できる店内は、昼は陽光の差し込む明るいイメージ。一方、夜はトーンを落としたモダンな雰囲気を楽しむことができる。メインダイニングに加えて個室(6~8名)を2部屋用意。家族の集まりやデート、和牛好きの仲間との会食や海外ゲストのおもてなしなど、様々なシーンにて、フランス料理の巨匠が手がける鉄板焼きをご堪能いただきたい。
■アクセス
京都市営地下鉄東西線 蹴上駅 徒歩2分