地下鉄桜通線「⾞道」駅近く、閑静な住宅街の中に店を構えるモダンフレンチ『レミニセンス 』。シェフの葛原 将季(くずはら まさき)⽒が、「余韻と記憶」をテーマにしたストーリー仕⽴てのフランス料理を振る舞う。世界的グルメガイドでは⼆つ星を獲得している。名古屋市⽣まれの葛原⽒は、2008年より東京・品川の三つ星グランメゾン『カンテサンス』でオーナーシェフ・岸⽥ 周三⽒に師事し、2013年からは⼤阪・肥後橋の三つ星『Hajime(ハジメ)』のオーナーシェフ・⽶⽥ 肇⽒の元で研鑽を積み、東⻄のトップシェフの店を経験した。そして2015年、⾃⾝の店『レミニセンス』を名古屋、栄にオープン。2023年、移転し、現在の場所に店を構える。
「余韻と記憶」というテーマは、葛原⽒が『カンテサンス』で「凄まじく余韻が残る料理」に衝撃を受けた時から決めており、店名にも「直後ではなく⼀定時間を経て記憶を想起する」という意が込められている。⾷材は、東海地⽅の愛知、岐⾩、三重、静岡4県のものを主に使⽤。また、開業前に「ひつまぶし」の⽼舗として知られる名古屋『あつた蓬莱軒 本店』で学んだ経験を活かし、名古屋ならではとも⾔われる鰻にもこだわりがある。
産地を変えながら通年出す鰻料理は『レミニセンス』のスペシャリテだ。パンは岐⾩県・⾶騨⾼⼭の『トラン・ブルー』の特注品。ワインは、フランス・ブルゴーニュを中⼼に約1000種類を揃え、ワインペアリングは世界中からワインをセレクト。
店内は、雪国のかまくらをイメージした柔らかくも凛とした雰囲気で、最⼤10名まで対応可能な個室も⽤意。イスやテーブルなどの家具は、東海地⽅のものづくりの技術を味わってもらおうと、⾶騨⾼⼭「キタニ」に特注。器も佐賀や富⼭などに特注したもので、その数は約70種類にも及ぶ。第⼀章から始まる葛原⽒の豊かな感性で表現する『レミニセンス』のコースを、様々なシチュエーションで訪れた方に体験していただきたい。英語メニューの⽤意もあるので、海外ゲストのおもてなしの席としても喜ばれるだろう。
■アクセス
名古屋市営地下鉄桜通線 車道駅 徒歩3分