東京・麻布十番駅から徒歩3分。閑静な町のビル6Fに店を構える『麻布十番 味はな』。料理長の西山 道泰(にしやま みちやす)氏の経歴は輝かしい。修業先のスイス・チューリッヒの割烹温泉旅館『兎山』の懐石料理でグルメガイドの星を獲得すると、帰国後も『西麻布 いちの』で5年連続星に輝いた。そして2017年、前身の『渋谷 ふた味』開店とともに料理長に就任。2020年1月、現場所に移転し、屋号を『麻布十番 味はな』としてスタートした。
『麻布十番 味はな』の料理は、旬や産地の素材そのもののおいしさにこだわっている。使用する食材は、西山氏がこれまでの経験を活かして全国各地から仕入れている。そして、だしをひき、焼き、蒸すなどし、食材本来のうま味を最大限に引き出す技術で丁寧に仕立てる。2022年からは、アラカルトメニュー(ミニマムチャージコース)もスタート。出汁巻き玉子や蟹クリームコロッケなどのオーソドックスなものから、コースでも大人気の手打ち蕎麦などの個別注文も可能となった。ワインや日本酒などは店主自身が選りすぐったものを多く取り揃え、ボトルで頼むとお得な価格設定となっている。
カウンター7席のみの店内は落ち着いた雰囲気で、食事に集中できるようBGMの流れない静かな空間だ。『麻布十番 味はな』の特別な空間を、デートやグルメ仲間との会食で訪れ、大人の和の時間を楽しんでいただきたい。また、海外ゲストのおもてなしの場としても、日本の文化を感じられる料理と空間がオススメである。
■アクセス
東京メトロ南北線麻布十番駅・都営大江戸線 麻布十番駅1番出口より徒歩3分