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宮崎県宮崎市の中心部より車で15分。リゾートホテル『シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート』からは車で10分の阿波岐原町に店を構える、宮崎食材にフォーカスしたローカルイノベーティブ『燠火kawaguchi∴(オキビカワグチ)』宮崎の食材をふんだんに使った燠火(おきび)料理を提供する。
川口氏は宮崎県新富町出身。1958年創業の東京・荻窪のフランス料理店『PILAW∴』に勤務し、服部隆志氏に師事。同店在籍中にアメリカやイタリアで研修し、2001年に『宮崎PILAW∴』を立ち上げる。再びアメリカとイタリアで修業を重ね、2010年に現場所に移転オープン。そして2011年、同じビル内に『燠火kawaguchi∴』を開店。また、2020年には、「九州を世界に発信する」というコンセプトの元日本初のクルーズトレインとなった「ななつ星 in 九州」のシェフを歴任。昨今は、バンコクやシンガポール、香港、ニューヨークなど世界を旅し、各地のシェフとも交流を深め、食材はもちろんその国の食文化を学び、自身のフィルターを通し、単なるフュージョンでは無い独自の世界観を表現している。
シェフがイタリアで学んだ“風土を生かした料理”をベースに、『燠火kawaguchi∴』では宮崎をはじめとする九州の食材にフォーカスし、薪の燠火を使って料理する。きっかけとなったのは、イタリアでの農園滞在「アグリツーリズモ」にて、暖炉で料理するのを見た川口氏は、キャンプファイヤーの薪火で魚を丸ごと焼いていた父親の姿を思い出し、そこからヒントを得て、ナポリピッツァを提供する『宮崎PILAW∴』のピザ窯から薪をスコップでかき出し、炭火焼台で焼きはじめたという。
食材は、「料理とともに生産者の想いを伝えたい」と、生産者の顔がわかる信頼のおける食材を使用。漁師である川口氏の父親やその友人から季節の魚介、そしてメインに使う肉は宮崎のブランド和牛「尾崎牛」は食感やうま味、甘み、香りが特徴的で、指定店として取り扱えるレストランは全国でも数少ない。そして野菜は、宮崎県の生産者から分けてもらっているものや、新富町の自社農園で育てているものを使用。また、日本初のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」で提供した料理を再現したコースも愉しむことができる。
ドリンクにもこだわり、熾火料理のトーンに合うナチュラルなワインや、代々受け継がれてきた宮崎の歴史ある焼酎蔵や九州の日本酒蔵の地酒を使ったアルコールにも力を入れている。また、川口氏の故郷・新富町にある『新緑園』から、全国で僅か10数名しかいないという「茶鑑定力9段」の茶匠・ 黒木信吾氏がセレクトしたお茶も揃えている。
蔵扉の向こうに高千穂峡の地層をイメージした漆喰の内装や、オリジナルの燠火専用「おくど」を置くなど、和を感じさせるこだわりの店内には、L字カウンターが6席のみ。ここ宮崎でしか味わうことのできない『燠火kawaguchi∴』の料理と空間を、家族や友人などと一緒にお楽しみいただきたい。海外ゲストのおもてなしにもオススメである。
■アクセス
JR日豊本線(佐伯〜鹿児島中央) 宮崎駅 JR日南線 宮崎駅 タクシーで15分