【改装に伴う休業のお知らせ】
NARISAWAは、2023年に開業20周年を迎えます。
お客様をはじめ、生産者、関係者の皆様など多くの方々に心から深く感謝いたします。
節目となるこの年に、キッチンの装いを一新し、スタッフ一同、更なるレストランの魅力を感じていただけるように精進してまいりたいと思っております。
恐れ入りますが、下記の期間は改装工事のため臨時休業とさせていただきます。
工事期間
2023年3月11日~2023年5月中旬
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いまや世界的なレストランとしてその名を馳せる東京・南青山の『NARISAWA』。料理界のアカデミー賞と呼ばれる「世界のベストレストラン50」に10年以上連続で選出、2010年、スペインで開催された世界最高峰の料理学会にて、「世界で最も影響力あるシェフ」に選ばれるなど華々しい経歴を持つ、シェフ・ 成澤由浩氏。2003年のオープン以来、成澤氏 が生み出す独創的な料理が、国内外の美食家を唸らせている。
「イノベーティブ里山キュイジーヌ(革新的 里山料理)」という独自のジャンルを打ち出している成澤氏の料理は、過去幾度もイノベーションを起こしてきた。現在のスタイルの片鱗を見せ始めた作品は2001年、前身となるフランス料理店『ラ ナプール』(神奈川・小田原)で提供していた「土の料理~Soil Soup~」だ。このころから食の真実の安全性、生産者との関わり方、食材の生まれる自然環境の持続性など、食をとりまく社会全体に対した責任や役割などに意識を持つようになる。その後、「炭の料理」「水の料理」を生み出し、2010年のブラジルで開催された料理学会にて、日本の里山にある豊かな食文化と先人たちの知恵(里山文化)をリスペクトし、NARISAWAのフィルターを通して料理で表現する、唯一無二のジャンルを確立させた。
スペシャリテである「里山の風景~Satoyama Scenery~」は、そのコンセプトを象徴する一皿だ。日本という国の中で、畑を耕し、稲を育て、森や海と共に人と自然が寄り添いながら共存している場所が「里山」である。その里山で季節の変化に応じて自分たちに与えられた環境を良く知り、必要なものを必要な分だけいただきながら生活していく。これが「里山文化」であり、そんな里山の心と体に有益で、自然環境に対して持続性のある、日本のかけがえのない文化を一皿に表現している。
白と茶のコントラストが印象的なシックな店内は、席間隔にゆとりをもたせたテーブル20席で構成。デート、記念日、家族との会食など、特別な日の食事におすすめ。ぜひ一度『NARISAWA』の世界観をご堪能いただきたい。
※世界的グルメガイド東京 2023年度版にて二つ星を獲得
■アクセス
東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目駅」より、徒歩2分