麻布十番駅より徒歩1分。麻布通りからすぐの、静かなエリアに店を構えるのが『麻布十番おざき』。「古き良き時代と新しさが行き交う麻布十番の町」に惚れ込んだ大将の小﨑 一郎(おざき いちろう)氏が腕を振るう。
小﨑氏は、19歳で料理の世界へ入り、25歳まで銀座の割烹料理店で修業する。その後、日本料理店で3年研鑽を積み、実家が営む鮨店入り。7年半後に独立し、2006年『麻布十番おざき』を開店した。
割烹料理店と鮨店の両方で腕を磨いた小﨑氏が生み出す料理スタイルは“鮨割烹”。刺身といったつまみと握りを出すのが鮨店だが、『麻布十番おざき』はお料理があって〆に鮨を提供する小﨑氏流だ。「料理は一期一会」と言い、毎日豊洲市場に通ってその日一番良い状態のものを目利き。天然うなぎ、ウニ、しんこ、毛ガニ、香箱ガニ…と旬の一番美味しいとされる国産の天然食材はすべてテーブルに並ぶと言っても過言ではない。マグロには思入れがあり、長年ランクを落とすことなく上質なものを使い続ける。希少なすっぽんも開店以来提供し続ける人気食材だ。
日本酒は20種以上、焼酎は10種以上そろい、小﨑氏自身が好むワインもフランスを中心に白赤シャンパーニュと15種ほど置き、アルコールメニューも充実させてお客様のリクエストに十分に応える。酒器は、ビールや日本酒は京都『清果堂』の錫の酒器を。器は備前焼や織部焼の作家にオーダーしたオリジナルのものを使う。
何と言っても『麻布十番おざき』は、料理を広々とした個室で楽しめるところが嬉しい。2名から利用できる個室(5名まで)が6部屋あり、カウンター(6席)も3席から貸し切り可能。〆は鮨の日本料理コースを、家族や友人同士、またデートでも、思い思いのシチュエーションとタイミングでゆったりと楽しむことができる“鮨割烹”だ。
■アクセス
東京メトロ南北線 麻布十番駅 都営大江戸線 麻布十番駅 1番出口 徒歩2分