銀座6丁目にあるGINZA SIX裏手のビル2階に店を構えるのが『銀座 圓(ぎんざ まる)』。上品な料亭の設えで気兼ねのない和やかな雰囲気の中、浅井 瑞木(あさい みずき)総料理長が腕を振るう。
浅井氏は、地元神奈川県の日本料理店で修業の後、『銀座 圓』を運営する株式会社霜月に入社。青山店で料理長、店長を務め、2013年『銀座 圓』オープンに伴い、店長に就任した。2015年には取締役総料理長に就き、“圓”が大切にする料理の世界観を味に乗せて発信する。
「日本料理というと敷居が高く、凛とした料理長がいて緊張するイメージ。もっと気軽に利用してもらいたい」と話す浅井氏が目指すのはカジュアル割烹。例えば「きんぴらごぼう」や「ポテトサラダ」など、「どこにでもあるメニューが、料亭仕込みの“圓”の確かな技にかかると一味も二味も違う」というチャレンジをしている。
料理は、食材を仕入れるところから始まる。野菜は、豊洲市場や大田市場をはじめ、有機野菜栽培の茨城「ほりぐち農園」や、京野菜の京都「田鶴農園」といった農家にも足を運んで交渉し、鮮度が良く味も力強いこだわりの野菜を仕入れる。魚介は豊洲市場の他、青森や大分、愛媛など各地から。肉は宮崎和牛を主に用いる。素材の持ち味がいきる「みどりのサラダ」や、「土鍋の炊き込みご飯」は人気メニューだ。
日本酒は、食中酒として最適だとセレクトする京都・藤岡酒造「蒼空(そうくう)」をはじめ、季節のものなど常時6〜10種を用意。ワインもワインセラーに白赤10種を揃える。その他紫蘇ジュースや、高知のレモンやライムのソーダ割りなど、季節の食材を使った自家製果実ジュースや新生姜を使った自家製ジンジャーエール、ジンジャーハイボール等、自家製ドリンクも充実する。
木をふんだんに使った温かみのある店内。柿の木一枚板のカウンター(6席)は奥行きがたっぷりととられ、料理人の手さばきや会話を楽しめるようになっている。テーブル席(18席)は格子窓で明るい雰囲気が漂う。肩肘はらず、リラックスして日本料理を堪能できる『銀座 圓』を家族や友人、仕事仲間との会食やデートなどで利用され、楽しい時間を過ごしていただきたい。
当面の間、ディナーに関しましては、お料理のラストオーダー【18:30】、お飲み物のラストオーダー【19:00】となります
■アクセス
東京メトロ銀座線 銀座駅 A3出口 徒歩3分
都営浅草線 東銀座駅 A1出口 徒歩3分