東京・祐天寺駅より徒歩5分。閑静な住宅街に、生胡椒専門店の『アパッペマヤジフ』が運営するカレー店『レカマヤジフ』が店を構える。シェフの髙木 祐輔(たかぎ ゆうすけ)氏は18歳よりペニンシュラホテルの広東料理『ヘイフンテラス』にて腕を磨き、2019年には、25歳で新時代の若き才能を発掘する日本最大級の料理人コンペティションにて入賞も果たした、才能溢れる料理人である。専門としてきた中国料理以外のジャンルにも新たに挑戦したいという想いから『レカマヤジフ』の立ち上げに参画し、2020年9月にオープン。
ランチでは、スリランカカレーと「エッグホッパー」を提供。カレーは化学調味料や食品添加物に加え、小麦粉や片栗粉も使わない。代わりに、キノコや干しエビなどのだしを活かし、食材の加熱方法を変えるなどして、中国料理に学んだ技術によってコクとうま味を引き出す。
ディナーでは、中国料理をベースに、様々なスパイスと掛け合わせる、全10品程度で構成されるコースを提供。中でも特にイチオシは、台湾の幻の香辛料とも呼ばれる胡椒を使用した「馬告(マーガオ)キーマカレー」。レモングラスのような香りでさっぱりスパイシーな香り高い一品。食材は、シェフ自らの目利きで選ぶ新鮮な食材を全国各地から厳選する。
ワインは、ソムリエの店長がセレクトするナチュラルワイン、赤白それぞれ30種を用意。多様な自家製のスパイスカクテル、カルダモンレモンサワー・マーラーハイボール・山椒ソニックなどもおすすめだ。サステナブルな取り組みの一つ、通常は捨てられる胡椒の茎や葉を使用した「胡椒茶」もカレーのお供にご賞味いただきたい。
古風な外観とは一転、店内は木材と白を基調とした明るく洗練された空間に、カウンター4席とテーブル24席を用意。カレー皿は、シェフの祖母の手によるものを使用。ランチはカジュアルに友人やご家族と、ディナーはデートや接待、記念日などと使い分けられる『レカマヤジフ』で、カレーとスパイス料理の新境地をぜひ味わっていただきたい。
■アクセス
東急東横線 祐天寺駅 徒歩5分