京都一の繁華街とも言われる祇園四条駅から徒歩3分。飲食店が立ち並ぶ小道に、昭和時代より長年愛され続けている家庭料理店『登希代(ときよ)』がある。1985年に店主・井上 健(いのうえ けん)氏の母が立ち上げ、現在では地元民だけではなく観光客や海外ゲストからも親しまれている。井上氏は23歳で飲食の道に入り、京都の日本料理店で4年間の研鑽を積んだ。その後『登希代』に戻り、母の女将とともに心安らぐ家庭料理を提供し続けている。
『登希代』では、季節の食材をふんだんに使った「おばんざい」が常時10~12種並ぶ。メニューはその日の旬に応じて毎日異なるため、何度訪れても楽しめる。その場で好きなものを選べる気軽さも、日常使いしやすい魅力の一つだ。「ありがとう。美味しかった。ごちそうさま。といっていただける料理を。」という店主の想いに包まれた、優しく懐かしい味わいの料理と、家族のような温もりを感じられる空間が『登希代』にはある。
仕入れは、信頼のおける八百屋や肉屋へ店主自らが買い出しに行く。特に人気のおばんざいは、「にしんとナスの煮物」と「卯の花」。他では食べたことがない味だ、と評されることも多く京都らしい上品でバランスのとれた味つけがゲストの心を掴む。
日本酒は、京都の地酒を中心に全国各地から30種を用意。“自分が美味しいと思うものを”という理念でセレクトする店主の日本酒を、ぜひおばんざいと一緒に楽しんでいただきたい。
店内は、木の温もりが感じられ、明るく落ち着ける空間。カウンター10席、テーブル8席、掘りごたつ座敷(最大12名)を用意している。食器は店主の父が務めていた陶器屋より使い勝手のいいものをセレクト。
同僚や友人との食事や接待、お一人様利用、ご家族での食事などでご活用いただき、肩の力を抜いてほっとするくつろぎの時間をお過ごしいただきたい。
アクセス
京阪本線 祇園四条駅 徒歩3分