【お店からのお知らせ】
現在、年に数回、ミラノにてポップアップを開催していますため、親方のいない期間がございます。
その間またはランチタイムは、成長中の二番手砂原隼斗が握ります。
ご来店の際は、コースをご確認の上、ご選択いただきますよう、よろしくお願いします。
親方そして二番手砂原隼人の握りをぜひお愉しみください。
東京都大田区・蒲田駅より徒歩7分のところに店を構える『初音鮨(はつねずし)』。1893年創業の長い歴史を持ち、現在四代目として引き継ぐ大将の中治 勝(なかじ かつ)氏は京料理店などで10年ほど修業した後に実家に戻り、『初音鮨』を継いだ。舌の肥えた美食家たちがここでしか味わえない鮨を求めて蒲田へ足を運ぶ。
大将の軽快な口上とともに、コースが始まる。開始時間に合わせて炭火で炊き上げた熱々の米に酢を合わせ、酢飯を仕上げていくパフォーマンスを見逃さないよう、早めのご着席がおすすめだ。
鮨ダネの順番は、冷めていく酢飯の温度を考慮して決める。魚介類は、30年の付き合いがある仲買人より最上級のものを仕入れる。一般には出回りにくい天然の大ウナギや特大アワビなどが手に入るのは、長年の信頼がある大将だからこそ。季節のスペシャリテは、11、12月限定のイタリア最上級白トリュフとタラの白子を合わせた握り。また、松葉ガニのオスとメスの握りも人気。事前調理をせずに生きた状態からカニを捌き、蒸しあげて握りにするまでの工程も目の前で楽しめる。
お酒は、ペアリングがおすすめ。季節の日本酒をメインに、赤白ワインを合わせて全部で7品ほどが鮨ダネに合わせて提供される。焙煎士と相談して構成するお茶ペアリングには、福岡・八女の玉露や中国茶、紅茶などを組み込む。
店内は2つの部屋に分かれ、8席を用意。食事メインの「山」と呼ばれる部屋には大理石が施され、お茶を楽しむ「海」の部屋は、海をイメージしたブルーのステンドグラスが目をひき、どちらも風格が感じられる。器は、20年の付き合いになる陶芸家・鴨下 知美(かもした ともみ)氏のものをはじめ、古伊万里や古九谷など江戸末期以降の骨董品も使用している。
デートや接待、お一人様などでご活用いただき、人情溢れる大将の楽しいカウンターパフォーマンスとともに味わう極上の江戸前鮨をぜひご堪能いただきたい。
■アクセス
JR京浜東北線,京急本線 京急蒲田駅 徒歩7分