農産物に恵まれた街、長野県飯田市。東京や名古屋から高速バス一本の飯田駅から徒歩3分のところに、『日本料理柚木元』はある。店主の萩原 貴幸(はぎわら たかゆき)氏は名シェフを多く輩出する滋賀『招福楼』にて修業を積んだ後、実家の『日本料理柚木元』に入店。2008年、正式に継承し2016年に新館をオープンした。
遠方から足を運ぶゲストにもこの地でしか味わえない新鮮でうま味たっぷりの信州の恵みを感じてもらいたいとの想いから、旬の食材を駆使した料理を提供。また四季の移ろいや自然美を、料理・器・装飾・庭園など空間全てで表現する。野菜は朝採れや生産者の名前がわかるもの、鮮度のよいものを厳選。川魚は信頼のおける漁師から調達し、海魚は隣の愛知県まで毎日買い付けに行く。肉は、地元の猟師から仕入れるジビエや信州牛、優れた肉質を持つ飯田市の「千代幻豚(ちよげんとん)」などを使用。ジビエが名物の『日本料理柚木元』では、四季の熊鍋が人気。春は山菜を合わせた「熊の草鍋」、夏は「月とスッポン鍋」、秋は天然キノコを用いた「熊きのこ鍋」、冬はツキノワグマの骨を使用した「熊の白湯鍋」。その他秋には、マツタケの特産地でもある飯田市ならではのマツタケやキノコ料理が堪能できる。
お酒は、長野産を中心にワイン100種、日本酒30種を用意。中国茶・台湾茶・果物ジュースなどノンアルコールも充実している。
店内には、「侘び寂び」と「モダン」が融合した内装が施され、地元作家の手による調度品が飾られる。無駄な装飾をそぎ落とした空間に際立つのは、美しい庭の景観と大自然の恵みが彩る。バリアフリーの店内には、スクリーン設備も備えた最大50名の大ホールと個室6部屋を用意。旅行やお祝い、デートや接待、家族での食事などにご活用いただける。
和の心を尽くした「おもてなし」と、信州が誇るテロワールをご堪能いただきたい。
■アクセス
JR飯田駅から徒歩3分