江戸時代には江戸城の外郭をなし、大名の屋敷町だった東京・丸の内。今なお東京の中心地であり続ける丸の内をその名前に持つ丸の内テラスは、JR東京駅から徒歩4分、東京メトロ大手町の出口直結の便利な場所にある。2020年開業の丸の内テラス9階に入るのが『NINE by La Cime(ナイン バイ ラ シーム)』だ。
コンセプトと料理を監修するのは大阪『La Cime(ラシーム)』 の高田 裕介(たかだ ゆうすけ)氏。新しい要素を取り入れつつフランス料理を日々アップデートしていく高田氏の料理は、料理とは何かを根底から考えさせるような刺激的な試みに満ちている。『La Cime(ラシーム)』は2016年から連続して世界的グルメガイドブックで二つ星を獲得、2022年にはアジアのベストレストランで6位に選ばれるなど、高田氏は世界的にもその名が知られるシェフだ。
その高田氏の思いを形にするのが徳島 亨(とくしま とおる)氏。ホテル日航東京(現ヒルトン東京お台場)のモダン・フレンチレストラン『テラス オン・ザ・ベイ』ほか都内のフランス料理店を経て現職。高田氏とは2020年開業の同場所でのレストラン『THE UPPER』からのコンビで、高田氏の斬新なアイデアは、徳島氏の確かな技術に支えられている。
『NINE by La Cime』は、高田氏の前衛的な世界観を、東京でより多くの人に伝えるための場所となる。国内のシェフが産地に足を運んで関係を築いた信頼ある生産者の食材を用いて、日本の名産からフランス料理にはあまり用いられないような珍しい食材まで、柔軟な姿勢でひと皿に仕上げる。『La Cime』 のスペシャリテである「ブーダンドッグ」は形を変えて『NINE by La Cime』でも提供。ワインはフランスをメインに約200種類。ペアリングも設定されている。その他には、同フロアにバーもあることからカクテル類が豊富にそろう。
客席はテーブル13卓と最大8名の個室の合計44席。デートやビジネスシーンでの利用など、丸の内ならではの幅広いニーズに対応している。
店名にある「NINE」は9Fという意味と、一桁の中で最後の数字であることから、すべててを司る究極のものという意味がこめられている。「La Cime」も「頂点」「山の頂」という意味であることから、そこからのつながりも意識された名前だ。
高田氏の魅力が大阪とは違う感覚で楽しめる『NINE by La Cime』。ぜひその新しい世界に触れてみていただきたい。
【お店からのお願い 個室につきまして】
2名様以上8名様で個室のご利用も可能です。(別途個室料:ランチ5,500、ディナー11,000(税サ込)を申し受けます。)
ご希望の場合は、ご予約時、ご要望欄に記載をお願いします。当日の状況により、ご希望に沿えない場合がありますことをご承知おきください。
■アクセス
東京メトロ各線大手町駅B1出口より徒歩3分