森下駅の目の前にあり、清澄白河駅からも徒歩8分とアクセス良く、下町情緒も残る町に店を構えるのが『日本料理 たかはし』。大将の髙橋 正司(たかはし ただし)氏が“日本の味と心”を伝えようと、腕を振るう。
髙橋氏は、目白『和幸』(閉店)や、神楽坂の二つ星『懐石 小室』といった日本料理の名店で修業。後に海外へ渡り、イギリス『Nobu London』、オーストラリア『NoBu Melbourne』とシンガポールの日本料理店で研鑽を積み帰国。2020年に自身の店『日本料理 たかはし』をオープンした。
「豊洲市場の近くに店を持ちたかった」という髙橋氏のこだわりは、食材の鮮度。豊洲市場に足を運び、懇意にする仲卸たちと会話しながら、その日一番の食材を仕入れるのが日課。また梅や山椒、鴨などは修業先『懐石 小室』で紹介された生産者から直接取引する。
料理のコースは、先付けから始まり、〆の炊き込みご飯とデザートまでの7〜8品。厳選食材を使った純日本料理を、髙橋氏がカウンターの目の前で一皿一皿仕上げて提供する。
常時5〜6種ほど置く日本酒は、希望があれば髙橋氏がお客様の好みやペースを考えながらセレクト。1杯目は、さっぱりした味わいの広島「賀茂金秀」。またシンガポール時代から扱う岩手「AKABU」もおすすめだという。生産者から直接仕入れる梅を使う自家製の梅酒も好評だ。
木の温もりのなかに朱色をアクセントとした落ち着いた店内。現代美術家の山口 晃氏によるメッセージ性豊かな絵画が、日本の文化を語りかける。山口氏がラベルを描いた宮城・新澤醸造店の日本酒「NIIZAWA 純米大吟醸」も用意される。
「店に一歩足を踏み入れれば、ここは異空間。テーマパークに行ったようなワクワク感を味わっていただきたい」と話す髙橋氏。家族や友人、仕事仲間やカップルで、高揚感を共有してはいかがだろうか。また海外からのゲストとは、海外経験豊富な髙橋氏とフレンドリーに会話を楽しみながら、日本料理を堪能していただきたい。
【アクセス】
都営大江戸線森下駅 A7出口より 徒歩30秒
東京メトロ 半蔵門線 清澄白河駅 A2出口より 徒歩7分