【テイクアウト情報のお知らせ】
■メニュー例 ※税別
春の会席弁当5,500円
※一日限定10食
おすすめ日本酒 720ml~
1種類1,500円~2,500円
※日本酒は週替わりで違う蔵元のものをご用意しております。
■受取方法
テイクアウト、配達(一部地域のみ)
■支払い方法
現金、クレジットカード
■ご注文お問合せ先
詳細はこちらよりご確認ください。
※外部リンクとなります。
※掲載内容が異なる場合がございますので詳細は店舗までご連絡宜しくお願い致します。
東京・神楽坂という美食の街に、一つ星に輝く和酒会席『ふしきの』はある。『ふしきの』とは、茶人・千利休が用いた言葉で、「不思議」や「不識」そして「今までにないもの」という意。「思いがけない一盃」「今までにないお酒の席」をゲストに提供したいという店主の想いが込められており、2011年9月に産声をあげて以来、料理長と店主が生み出す日本酒ペアリングが、高く評価されている。
『ふしきの』に決まったメニューはない。料理長・荒巻吉男氏が、京都の老舗料亭で修業した経験を生かし、その日入った鮮度の高い食材から、季節感のある料理を生み出す。コースの流れの中で緩急をつけながら、茶事を現代風のスタイルにアレンジしていくのだ。「一品料理ではなく、コースとして完成されたストーリーを感じてほしい」と荒巻氏。サービスを担当する、店主・宮下祐輔氏と荒巻氏は古くからの友人で、懐石料理『京都吉兆』で研さんを積んだ荒巻氏の料理に以前より惚れ込んでいたという。そして二人の酒と器好きが高じて、『ふしきの』は誕生した。宮下氏が日本全国より厳選した日本酒と酒器で、冷酒・ぬる燗・熱燗など、温度帯も巧みに変えながら、荒巻氏の京料理一皿一皿にペアリングさせていく。こだわりの酒器は、若手陶芸家や人間国宝の逸品から骨董品まで、全国から歴史とストーリーをもった作品が厳選されている。
内装のコンセプトも、日本酒や茶道にちなんでいる。日本酒の酒蔵は、新酒が出来たことを知らせる時、軒先に大きな杉玉を吊す。この、日本酒と杉の縁にちなみ、『ふしきの』の店頭には日光杉の一枚板が飾られ、カウンターには鳥取県・智頭の杉、天井には屋久杉が用いられている。また、茶室の要素をもたせつつも、コンクリート打ちっ放しというモダンなスタイルで、現代と古き良き時代をミックスした、和モダンの空間を演出。随所に木を生かし、土壁が塗られた店内はカウンター11席とテーブル個室4席のみ。背筋の伸びる凛とした空間は、接待・会食や記念日デートのみならず、海外ゲストのおもてなしにもふさわしい。日本酒だけでなく、京料理・器・空間のすべてを日本の食文化として体感していただきたい。
※世界的グルメガイド東京 2023年度版にて一つ星を獲得
■アクセス
JR・東京メトロ「飯田橋」駅より徒歩8分
都営大江戸線「飯田橋」駅より徒歩5分