極上のパウダースノーで注目を集め、いまや世界中から観光客が集まる人気のリゾート地として知られている北海道・ニセコ。海外からのゲストにも北海道のすばらしい食を伝えたいと、2016年11月にこの地にオープンしたのが『ニセコ浪花亭(現 SHIRAKABA by 浪花亭)』である。北海道・すすきので、創業60年を迎える老舗料亭『すすきの浪花亭』の姉妹店で、地産地消の食材を最高の状態で楽しませてくれると、話題を集めている。
料理長を務めるのは、『すすきの浪花亭』代表取締役の村井 弘治(むらい こうじ)氏。父親である創始者が、昭和37年(1962年)に北海道に移住し、『浪花亭』を開業。同年に村井氏が誕生し、高校卒業後に京都で修業を始め、現在に至る。店主であり、職人としても、食品の開発や発明を得意とし、北海道の「食のサポーター」として活躍。新時代の到来にもかかわらず、「最高の和食と心を込めたおもてなし」の維持を望む。
料理は『すすきの浪花亭』と同じく、最高級の北海道の旬の食材を取り揃え、極上の会席料理でゲストをもてなす。2023年より、ひらふエリアにオープンした、温泉付きラグジュアリーコンドミニアム『NISEKO KYO(ニセコ郷)』の地下2階に移転し、『SHIRAKABA by 浪花亭』として新たなスタートを切った。2022年~23年冬季シーズンを迎えた。
冬季シーズン、夏季シーズンでメニューを変え、お客様に『食』を楽しんでいただける料理を提供している。
冬季シーズンは、新生『 SHIRAKABA by 浪花亭 』でも変わらず、根室産のキンキの炭火焼き、特製ソースで仕上げる北海道産の牛のヒレステーキなど、地元の極上食材を提供している。浪花亭名物の「土鍋ご飯」や「トマトの三杯酢」などの料理もバランスよく組み込まれており、さらには野菜が美味しいことで有名なニセコならではの食材に出会える。色彩豊かな野菜や、驚くほどの甘味が引き出された五四〇の天ぷらなど、ここでしか味わうことのできない食をぜひ味わっていただきたい。
そして夏季シーズンは、焼き方やたれにこだわった炭火焼きで国産うなぎのうな重を提供。米は蘭越のゆめぴりか。土鍋で炊くことで本来の甘みに加え、ふっくらと水分を含み米が光り輝く。 炭火焼きだからこそ味わえる食欲をそそる香ばしい 鰻と極上の米のコラボレーションで箸が止まらないうな重となっている。
■アクセス
比羅夫駅よりタクシーで8分