地下鉄東豊線豊水すすきの駅から徒歩1分。札幌一の繁華街・すすきの近くの交通至便な場所に一つ星フレンチ『TATEOKA TAKESHI(タテオカ タケシ)』はある。
オーナーシェフ・館岡武士(たておか たけし)氏は北海道・小樽市出身。24歳で渡仏し、南仏ヴァンス「Les Templiers」、パリ「Restaurant du Palais Royal」 「Au Bon Accueil」 、一つ星「Passiflore」「Restauraut NAMIKI」で修業し、ロアンヌの三つ星「Maison Troisgros」では1年間ポワソン(魚部門)シェフを任されていた。31歳で帰国後は現在の場所にあった店でシェフを務め、その後店名とコンセプトを変えて2016年11月に自身の名前を冠した『TATEOKA TAKESHI』を開業。そして2017月4月、オープンから半年で、世界的グルメガイドにて一つ星を獲得した。第17回トックドール料理コンテストでは、農林水産大臣賞を受賞している。
北海道だからこそできる一皿を 北海道素材の自然な香り、味わい、本質を感じてほしいという思いから、特に魚介類と野菜に特化したその時期の最良の素材を使いおまかせコースで提供。 日本らしい風土の旨味や香りが纏った料理をナチュラルワインと共に楽しんでいただきたい。
館岡氏が大切にしているのは”素材感”。食材同士の組み合わせ、火の入れ方や温度でその素材以上の味わいの一皿に仕上げる。日本という島国だからこその素材と、館岡氏がフランスで修行した経験によって、ここ北海道で作り上げられる一皿がある。自身で漬ける北海道産の梅干しや十勝産大豆を使用した麹味噌、余市あまっこで作ったトマト調味料、生姜や大根、トマトなどから発酵させた自家製調味料を使い”素材感”を引き出す。食材は信頼のおける生産者さんや漁師さんから直接仕入れ、素材の本質を考え日々料理が生み出されていく館岡氏の世界観をお楽しみいただきたい。
また、料理を盛る器は、器作家のみならず芸術家などにも店のオープン数年前から依頼し、館岡氏の料理から色や形をイメージして作成されたもの。札幌軟石を使った特注のプレートも使用している。さらに、化粧室の洗面器には北海道伊達市の陶芸家、加地 学氏に製作を依頼するほどのこだわりようだ。
ドリンクは、ワインを約500種類。主にフランスのナチュールワイン、それ以外にも北海道産はもちろん、世界中のワインを多く揃え、柔らかい印象の料理に合うように工夫している。また、玄米茶や番茶などのお茶は毎日水出しして作り、ワインが飲めない人でも楽しめる。料理・器・ドリンクすべてのマリアージュが完成されてはじめて、館岡氏のフランス料理となるのだ。
店内は自然の木や石をイメージし、広いダイニングに大きなテーブルがゆったりとした席間隔で置かれており、他のゲストを気にする必要がなく静かに寛げる。また、個室は2~8名様用を1部屋、カウンターも3席用意。カウンター席と調理台がフラットなため、シェフズカウンターがある事で料理中の香りや音がリアルに感じられる。海外ゲストには英語のメニューが用意されるので安心だ。
家族の記念日などのお祝いをはじめ、デートや海外ゲストのおもてなしの席で、市街地の中心にありながら皿の上に感じられる北海道の四季を、ぜひ楽しんでいただきたい。
■アクセス
札幌市営地下鉄東豊線 豊水すすきの駅 2番出口 徒歩1分