京都を代表する繁華街、祇園の中心地である京阪祇園四条駅から徒歩10分ほどの風情ある街並みに店を構えるのが『凌霄(りょうしょう)』。長きに渡り日本料理を極める大将の藤原 誠(ふじわら まこと)氏が、“純粋においしい料理”を追求し腕を振るう。
藤原氏は、『祇園丸山』で13年修業後、割烹『ふじ』、『高台寺十牛庵』で料理長として研鑽を積む。その後独立し、2022年1月、『凌霄』をオープンした。店名の『凌霄』は、志が高いという意味を持つ。『高台寺十牛庵』時代より藤原氏の料理を知り尽くすマネージャー・ソムリエの神宮司 博之(じんぐうじ ひろゆき)氏と共に、ワンランク上の料理店を目指し、記憶に残る料理、しつらえ、接客を心がける。
各コースは、先付けから〆のデザートまで10〜12品。とにかくその日一番状態の良いものをと地元の市場等から仕入れる魚介や野菜を使い、カウンター前で一皿一皿仕上げ出来立ての料理を提供する。
特筆すべきは、本格的な日本料理を、ワインとのマリアージュで楽しむことができること。セラーで出番を待つ約700本のランナップから、ソムリエの神宮司氏がお客様の好みと料理との相性から、極上のワインをセレクトする。日本酒は地元京都のものや、福井・黒龍「石田屋」「ニ左衛門」を常時そろえるなど、充実させる。
数々の名店の数寄屋建築を手掛ける中村外二工務店監修による建物。1階はヒノキの一枚板のカウンター席(8名)。2階は床の間もある落ち着いた個室(8名)が用意される。古伊万里をはじめ新旧の名陶がそろう器や、夏に涼を感じるバカラ、ラリックなどのクリスタルガラスなど、料理を彩るこだわりの器や酒器を楽しみに通われるお客様も多い。京都の粋を感じる『凌霄』を家族や友人、同僚、カップルや食通の仲間で利用され、志の高い料理やしつらえ、接客と共に堪能していただきたい。
※世界的グルメガイド京都・大阪 2023年度版にて二つ星を獲得
■アクセス
京阪電鉄 祇園四条駅より徒歩8分